キャンピングカーの車中泊はRVパークがおすすめ!安心して楽しめる理由
キャンピングカーを買った、レンタルした。どこに泊まる?SA?PA?キャンプ場?
キャンピングカーオーナーたちがいま利用しているのはRVパークだ。全国でその数を増やしていて、キャンピングカーに乗るなら利用しない手はない。「RVパーク」とはなにか?じっくり紹介します。
「車中泊OK!」なスペース。それがRVパーク
RVパークはこの看板が目印だ
写真の「RVパーク」の看板の右上に書かれているのは「日本RV協会(JRVA)」のロゴ。日本RV協会とは日本のキャンピングカー製造・販売事業者によって構成される一般社団法人。日本のキャンピングカー文化を盛り上げるための環境整備の一貫として、この協会がRVパークを全国にが広めているのだ。
RVパークとは、JRVAが「快適に安心して車中泊が出来る場所」を提供するために定めた条件を満たす車中泊施設。現在、全国各地にある温泉や旅館、道の駅、遊園地といったさまざまな施設で設置が進んでおり、2023年6月16日現在、353件のパークを数える。
RVパークに必ずある7つのサービス
安心してユーザーが利用出来るように、JRVAはRVパークの申請地に対して一定の条件を設けている。おかげでユーザーは、RVパークであればどこでも以下のようなサービスを利用できるのだ。
1. 余裕のある駐車スペース
広々した駐車場は、1台あたり横4メートル×縦7メートル以上が推奨されている。場所によりサイドオーニングなどの利用も可能で、イスやテーブルをスペース内に置いて食事なども楽しめる
2. 24時間利用可能なトイレ
キャンピングカーにトイレがある場合は関係がないが、車中泊しているときに近くにトイレがある安心感たるや計り知れない。施設によりパウダールームや水場、シャワーなどが備わるところもある
3. 100V電源が使用可能
近年キャンピングカーにはエアコンや電子レンジなど、消費電力の大きい家電製品が装備されることが多い。AC100V電源があればサブバッテリーの残量を気にせず家電が使えて大助かりだ。 施設により10Aや15A/20Aなど容量は異なるので事前にチェック
4. 入浴施設が近隣にある
(クルマで 15分圏内と定められている)
5. ごみ処理が可能
旅の道中でどうしてもゴミは出てしまうもの。そんなゴミの処理ができるのもRVパークの魅力。利用料に含まれている所もあれば、有料の所もある。こうした設備があると旅も快適になる
6. 入退場制限が緩やか
7. 複数日の滞在が可能
家庭用電源が使えるRVパークが大注目
安心して車中泊ができるようになっているRVパークは、観光の拠点やテレワーク、車中泊の練習など、いろいろな目的で活用ができるようになっている。とくに注目なのは家庭用電源が使えることだ。パークにより有料か無料かは異 なるが、夏場はエアコン、冬場は電気毛布など、家電製品を使う人にはありがたいことこの上ないサービスだ。
近年はキャンピングカーでの車中泊マナーも問題になっているが、RVパークという車中泊公認の場所を活用すれば周囲の目を意識する必要もなく、ゆったりと休憩・就寝ができて旅がもっと楽しくなること間違いなし。旅をするときは、 RVパークを意識してルートを選ぶのがいまどきの「賢い」クルマ旅のひとつとも言える。
RVパークの便利な設備を駆使すれば、最高に快適な車中泊が楽しめる!
■RVパークの最新情報はこちら
くるま旅クラブ:https://www.kurumatabi.com/