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日産キャラバンのマルチベッドの性能を見極める!趣味の釣りも車中泊も

かねがねACWEB編集部では、編集部車=キャンピングカーを導入したいと考えていた。莫大に予算があれば、新型キャンピングカーをかたっぱしから購入してインプレ……できるのだが、残念ながらそうはいかない。編集部長期試乗車として幸運にも迎え入れることができたのがこのマシンである。

キャラバンマルチベッドの操作方法あれこれ

 普段使いからアウトドアのロケ、たまにはテレワークなどという使用用途を考えると、様々な使用用途に対応できる、簡便なベッドキットが備わるキャンピングカーから始めてみたらいんじゃないかと思いはじめていた。そこにきて日産キャラバンマルチベッドだ。全国の日産ディーラーで入手できるという便利なモデルで、維持のしやすさも初心者向きである。1台でなんでもこなしたいというユーザーに向けて、車内外豊富なオプション装備もポイントだ。キャンピングカーが欲しいものの、何を買ったらいいかわからないなんて人も、買って「間違った」なんてことはないんじゃないかと思う。とはいえ、必要最低限の装備だけほしい自作派や、道の駅やRVパークを回りたいというベテラン車中泊車にもおすすめだったりするから、そういった意味でも「マルチ」なユーザーに使ってほしいキャンピングカー ではある。

狭い道も楽チンなキャラバンマルチベッド。今回は岸壁での釣りに使用してみます!

キャラバンマルチベッドは標準幅標準ルーフ(全長4695mm/全幅1695mm/全高1990mm)なので、都市部の立体駐車場にも問題なく入っていけるし、2リットルのガソリンエンジンに7速ATの組み合わせは、市街地や高速走行時も車内は静かで快適。GRANDプレミアムGXという最上級グレードなので、室内も4ナンバーの小型貨物自動車とは思えないほど豪華だ。

キャラバンマルチベッドのオプションが豊富

借用したキャラバンマルチベッドは、ロッドや長尺物が車内に積める「ツインアタッチメント」が備わる
マルチベッドは、フラットベッド展開だけでなく、対面式の居間モードなどシートアレンジが豊富

ロッドを積んで、車内で宿泊も休憩も余裕な室内!350㎜のシート高は、その下にクーラーボックスや箱物をスマートに収納できる。細部まで使い勝手のよさが光る!

キャラバンマルチベッドの優れているところは、オプションが豊富なところだろう。内部に趣味のものをスマートに持ち込めるようなフックやラックがたくさんあるので、自分の使用用途に合わせて購入時に選択してもいいだろうし、キャラバンマルチベッドを購入して変わったライフスタイルに合わせて追加していくのも楽しそうだ。
というわけで、借用しているキャラバンマルチベッドには、ロッドホルダーと長物の収納ができる「ツインアタッチメント」がすでに備わっていたので、これで釣りに行ってみたくなった。

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