オーテックやニスモのスペシャルモデル400台が生まれ故郷の神奈川に集結!AOG 湘南里帰りミーティング 2024
目の前にさわやかな青い海が広がる、湘南の大磯ロングビーチ。この日は、ここ神奈川県で生まれたオーテックとニスモのスペシャルカー&そのオーナーたちが集まる「AOG(AUTECH オーナーズグループ) 湘南里帰りミーティング 2024」が開催。広大な特設会場には、全国各地から駆けつけた自慢のクルマたちが、朝から続々と集まっていた。
今年でなんと17回目、集まったクルマの数は約400台!
湘南里帰りミーティング。この催しは年に一回、日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社が主催する、大規模なオフ会である。神奈川県茅ヶ崎市にあるオーテックの工場から日本全国へ旅立っていったクルマたちが、それぞれのオーナーとともに故郷である湘南に“里帰り”してくるというもの。
11月16日(土)に行われた今回のミーティングは、今年でなんと17回目。集まったクルマの数は約400台。オーナーとその家族や友人など参加者は実に700人以上。さすがは、メーカー主催オーナーミーティングの先駆けだ。 ステージイベントや特別展示車両、グッズ販売や協賛メーカーのブースもあり、内容も盛りだくさん。
開会式では、まず先陣を切って日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社の片桐CEOが登壇。集まったオーナーたちへの感謝の言葉から、里帰りミーティング開催の思いなど、熱い話が進んでゆく。朝一番に始まった片桐CEOのステージトークを、熱心に聞き入る参加者のみなさん。何だか今日も、ドキドキな一日が始まりそうな予感この日のゲストとして、GT500 23号車 MOTUL AUTECH Z ドライバーの、千代正勝選手とロニー・クインタレッリ選手が登場。トークショーではテンポのいい掛け合いやキレのいいジョークで、会場を大いに沸かせていた
会場でビューティー&キュートな笑顔を振りまいていた、2024 AUTECH レースアンバサダーの高岡みほさん
会場内では、日産自動車吹奏楽団によるミニコンサートも開催。懐かしの西部警察テーマ曲や、いきものがかりメドレーなど、計6曲の生演奏を披露。聴き慣れている曲ばかりだから、みんな足を止めて聴き入っていた
白バイ隊員と共に、あの幻のR33が!
開会式の途中、突然、西部警察テーマ曲が鳴り響き、白バイ2台とパトカーが会場内のメインストリートに登場。地元、大磯警察とのイキなコラボレーションだ。ホンモノ警察車両の登場に、みんな興味シンシン。パトカーは希少な4ドアGT-Rというだけに、一瞬にして黒山のような人だかりにカメラを向けると、またがってポーズをとってくれた白バイのお二人。キリッとしてカッコイイです!
スカイライン誕生40周年を記念して422台生産された、R33GT-R オーテックバージョン 40th ANNIVERSARY。こちらはそれをベースにした神奈川県警のパトカーで、現存しているのはこの車両のみ。今は現役から退いて、イベントでの展示や箱根駅伝の先導車として使われている。この日もボンネットを開けて、RB26DETTエンジンをアピール。
日産モータースポーツ&カスタマイズの最新型も展示!
オーテックブランド車やニスモロードカーもたくさん展示。キャラバンやセレナの車中泊仕様車もあり、スタッフの説明を聞きながら、心ゆくまで車両をチェックすることができた。
イベントコンテンツもりだくさん!
ファンならなら要チェックのオーテック&ニスモのオリジナルグッズ販売コーナー。見逃せない限定品や特別価格での販売も行われていた
輪投げやストラックアウト、スリッパ跳ばしなどの縁日ブースもあり、キッズもパパもエキサイト動きまわれば、それだけおなかも減るというもの。そんなときはズラリと並んだ色とりどりのキッチンカーへ。ピザや焼きそば、クレープなど、おいしそうなメニューが豊富。おなかもいっぱい、満足
会場である大磯ロングビーチのすぐ横を走る西湘バイパス。新湘南バイパス方面から熱海や箱根方面につながる相模湾沿いのルートで、湘南きってのドライブコース。次回はぜひこのミーティングの後に、彼女や奥様と大磯プリンスホテルに宿泊。翌日はサザンでも聴きながら海岸線ドライブとしゃれこんでいただきたい
潮風が心地よい大磯ロングビーチの駐車場いっぱいに並べられた、オーナー車たち。車種やタイプごとに区画分けされており、同車種のオーナーとたくさん交流ができそう。 何より、参加しているお互いのクルマをじっくり見て、オーナー同士の交流を深められるのがめちゃくちゃ楽しい!作り手の日産モータースポーツ&カスタマイズが、乗り手であるオーナーたちと一体となって楽しむ。そんなホットなファン感謝祭だったのだ。
マルチベッドシリーズのオーナーもミーティングに参加! キャラバン グランドプレミアムGXマルチベッド 宗ならさん
こちらのキャラバンの使い道は、SUPER GTの観戦。出動するのは年間8戦のうち、菅生、富士、鈴鹿などの6戦。「毎回、予選を見て車中泊して、翌日に本戦を観戦。場合によってはその後少し仮眠して帰ってきます。マルチベッドは荷物がたくさん積んでいても広く寝られるのがいいですね。」とオーナー。メーカー標準のマルチベッド完成車ということで、買うときは迷うことなくこれ一択。現在、ビルシュタインショックと玄武のスタビライザーで、コーナーで踏ん張りつつガチガチにならない乗り心地に。
外観は、BUSOUのフロントアンダーガーニッシュとKAZZ Crectionのリアバンパーアンダーガードでドレスアップ。1000Wのポータブル電源を積んでおり、1泊2日ならこれで冷蔵庫や料理のエネルギーは十分まかなえる。得意料理はチャーハン。写真は、左がオーナー。石川さん親子といっしょに。
セレナ AUTECHマルチベッド はせやんさん
以前、エルグランドを買おうと思って商談していたところ、C27セレナのマルチベッドが出ると聞いて急きょそれに変更。それから昨年の夏、今度はこのC28セレナマルチベッドに乗り換えたという、マルチベッドがお気に入りのオーナー。
車中泊というよりかは、もっぱら3~4人で出かけるゴルフやスキーに使っているのだとか。マルチベッドはサードシートがもともと付いていないため、後ろの荷物スペースが広いのがポイント。
自慢はブルーレイが再生できるストラーダのオーディオと、センターエンブレムを赤に交換したBBS RI-A マットブラウンのホイール。なんとBBSはもう一組、冬のスタットレスタイヤ用のRG-Rも購入。「BBSは鍛造で軽いしデザインもいい。一度履くと次も履きたくなってしまいますよね」と、オーナーはゴキゲンだ。