お知らせ

いすゞ自動車による新型キャンピングカーベース車「Travio」がベース!NTBの「KAGAYAKI」&「EXPEDITION STRIKER」デビュー!

11月16〜17日にかけてAICHI SKY EXPOで開催された「FEILD STYLE」。そこに登場したのが、いすゞの新キャンピングカー向けベース車「Travio(トラヴィオ)」をベースにした2つのNEWモデル!

日本特種ボディ(NTB)による「Travio」ベースモデルがデビュー

今回登場したのが、「KAGAYAKI」と「EXPEDITION STRIKER」。いずれもAT限定、普通自動車免許で運転可能な「Travio」をベース車として採用したモデルだ。トラヴィオは、「だれでもトラック」として注目を集めるいすゞの「エルフミオ」をベースとしながら、キャンピングカーとしての性能を考え、キャンピングカーのために専用で作られたベース車。それに早速キャンピングカーとしての架装を施したのが、先の2モデル。

いずれも、車体の全長が5mを切っているコンパクトなモデル。そして大きさだけでなく、車体重量にもこだわっている。普通免許での運転を可能にするために、車両総重量を3.5トン未満に抑える必要があるということで、これまでNTBがベース車として採用してきた「ビーカム」モデルよりも、それぞれ100〜150kgほど重量を抑えている。これは、シェルの素材の工夫や、車内の家具1つ1つを見直し、少しずつ削ぎ落として、「軽さ」を積み上げていったいった結果という。

KAGAYAKI

トラヴィオをベースに架装されたキャブコン。レイアウトは、一見オーソドックさを感じさせるが、コンパクトな車体ながら7名乗車、7名就寝を実現。就寝スペースはバンクベッドにリヤ2段ベッド、そしてダイネットを展開するフロアベッドと、夫婦2人旅からファミリー、グループ旅まで幅広くカバーできる。
さらに注目は価格。選択する電装システムによって変わってくるが、発売記念台数限定価格が、998万2564円〜とアンダー1000万円での販売となっている。

薄型の家庭用ルームエアコンが標準で装備される予定
シンク上の棚には、電子レンジ
リヤの2段ベッドとダイネットの間には、クローゼット
車体背面の外部ドアからは、2段ベッド下に直接アクセスできる

EXPEDITION STRIKER

こちらもトラヴィオベースのキャブコン。NTBがオフロードや災害時の利用まで想定して提案する「エクスペディション」シリーズへの仲間入りとなる。他のエクスペディションシリーズのモデルと同様に、悪路走破性と居住性、快適性を両立。そのなかでこのストライカーは、シェルがアルミ製なのが特徴。車体の軽量化にも寄与している。バックエントランスのレイアウトを採用し、長尺物の積載も考慮されている。これは、災害時の活動場面も見越してのこと。乗車、就寝の定員は、7名乗車、6名就寝となっており、KAGAYAKI同様、多人数での使用も可能なレイアウトとなっている。

バックのエントランスドアから車両前方まで、長く使えるスペース
車体側面から車内にアクセスできる扉も

シンプル&フレキシブルな電装

今回の2モデルに用意されたのが、2つの新しい電装システムのオプション、「スタンダード電装モデル」と「シンプル電装モデル」だ。スタンダード電装モデルは、100Ahの12V鉛バッテリーと走行充電器で構成される、これまでもおなじみのシステムを搭載したもの。対してシンプル電装モデルは、ユーザーがエコフローのバッテリーを用意するという新しい形のシステム。こちらのモデルの場合、車体側には、エコフロー用の走行充電器、AC/DCコンバーターが備わる。これは近年ポータブルバッテリーが目覚ましい進化を遂げ、製品の選択肢も増えてきたことから誕生。すでにエコフローのポータブルバッテリーを所有しているユーザーは、手持ちのバッテリーを活用できる利点も。まさに時代に合わせた電装システム。

NTB本社とNTB桑名店では、11月23日〜24日にフィールドスタイルのアンコールフェアを開催予定。NTB本社では、「EXPEDITION STRIKER」が、桑名店には「KAGAYAKI」が展示される。

投稿日:
カテゴリー: お知らせ
企業情報
お問い合わせ