「ちょうどいいホンダ」は不変!車中泊仕様のホンダフリードクロスター「 MV」デビュー!
神奈川県横浜市にある”ロッキー2”といえば、これまでありそうでなかったコンパクトミニバンのホンダフリード+の車内に、対面式のダイネット&展開可能なベッドスペースを設けたフリード+「MV」を発表したキャンピングカーメーカー&ディーラー。そのロッキー2が新型フリードをベースとした車中泊モデルをいち早く発表した!
フリードクロスターをベースとした車中泊仕様車がデビュー!新型フリードは、タフさをイメージさせるSUVスタイルのクロスターと標準モデルAIR(右)。ガソリン車とハイブリッドのe:HEVが選べる
フリードは、下からガバッと開くリアゲートがポイント
新型フリードのリアゲートは、開口部地上高480mm、開口部の高さ1110mmと大きく開くのが特徴。荷物を積むときだけでなく、車中泊時も非常に便利なのだリビングスペースをリアいっぱいまで広げても、開口部が広いので、その下にラゲッジスペースを設けることができる。コンパクトながら車中泊にフリードが適しているのは、こういうポイントがあるからだ
早速、SUVイメージのフリードクロスターで車中泊車を製作!
ベースとなった車両のフリード+がモデルチェンジされたことを受け、いち早く後継モデルの「MV」仕様の製作に着手。9月14日に行われた横浜キャンピングカーショーでSTEP WGN 「MV」と同時に発表されたのが、このフリードクロスター「MV」だ。
9月14日に行われた横浜キャンピングカー ショーでSTEPWGNとともに、発表された!
MV=Mountain Villageの略で、ロッキー2のオリジナルブランドだ
ちなみに、ロッキー2は、神奈川県横浜市にある”キャンピングカーの駆け込み寺”。
キャンピングカーの新車販売から整備修理カスタムリフォームまで対応してくれる懐の深さ?が”駆け込み寺”たるゆえんだが、同社はオリジナルブランドも展開。それがこのMV(=Mountain Villageマウンテンビレッジ)シリーズとなるわけだ。これまでにもデリカD:5などをベースとして今までになかった「ミニバンを使用した車中泊車」を製作し、ファンが増加中だ。
気になる?!フリードクロスターMVの車内をご開帳?!
セカンドシートを折りたたんだ上に専用のマットを敷くことで、後ろ向きに2名が座れるリビングシートに変身!暖房設備や専用電源(サブバッテリー)の採用で、エンジンを切った状態でも家電などが使える
というわけで、発表されたフリードクロスターMVを見てみると、クロスターのアウトランダーな雰囲気に合わせた室内カラーをダーク調としたほか、フレームもブラックアウト。キャビネットの天板は、ヴィンテージ風のナチュラルウッドを使用している。
フリードクロスターMVは、好みに合わせてグレードを2つ用意!
これだけで、車内の雰囲気がガラッと変わるから面白い。フリード+MV同様、使い勝手のよさは不変で、1人でも2人でも趣味の小部屋としても、車中泊用途でもと、包まれ感は最高だ。なお、このフリードクロスター「MV」にはグレードが2つあり、ベッドとキャビネット、サブバッテリーなどの電装品がインストールされた”キャンパー(価格:398万2700円〜)”と、そこへさらに暖房器具や電装品などを強化した”コンプリート(477万7700円〜)”グレードをラインナップする。そのほかオプションもう豊富だし、車両持ち込みでのキット架装も可能だという。なんなら、応相談でルーフクーラーの装着も可能だろう、きっと。とにかくなんでも対応してくれるのだから恐れ入る。
ベッド展開も簡単で、2人が余裕で仮眠できるサイズ!
ラゲッジスペースにセットされたフレームを使って、ダイネット(居間スペース)として活用できるほか、その部分にマットを渡せば、セカンドシート以降を使ったベッドスペースに早変わり(長さ1800mm、幅1270mm)。室内のテーブルをリアゲートの下に固定すれば、アウトサイドテーブルにもなる。日常使いから、非日常のクルマ旅まで「ちょうどいいホンダ」は普遍だ。