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まるで自宅のリビング!クーラー完備で夏も快適車中泊できるダイハツ・アトレーベースの軽キャンパー

マリナ’RVからリリースされた「キャビンIIミニ ハイドアウト」はダイハツ・アトレーの限られた車内スペースを活かして、普段づかいから車中泊まで対応できる2人旅向けの軽キャンパーだ。日頃は4人乗りの軽自動車として使え、簡単な操作で快適な車中泊空間へと早変わりする。

普段づかいとの快適性を両立させた技アリ軽キャンパー

デッドスペースを有効活用した収納デザイン

キャビンIIミニ ハイドアウトは、「マルチに使える軽キャンパー」をコンセプトに作られた。

「車中泊をするなら大きな収納スペースが欲しい」というニーズは当然あるわけで、一般的な軽キャンパーは、収納場所を確保するために左右にしっかりしたキャビネットを持つモデルが多い。しかし、キャビンIIミニ ハイドアウトは、普段使いの邪魔にならないように、張り出しを抑えて収納スペースの大きさを工夫した。それでいて室内空間を無駄にしないよう、デッドスペース部分には細かくな収納が設けられている。

アトレーのブラック内装と架装部のウッドの色味が絶妙にオシャレな車内。ベッド時でもベッドマット下に収納スペースがあるので、就寝時の物の置き場に困らない車両左サイドにはスライドドア上から最後部まで、オープン収納が設けられている。スペースを無駄なく使う工夫だ

サイドソファでゆったりできるのが嬉しい!

サイドソファを設けたレイアウトもキャビンIIミニ ハイドアウトの大きな特徴だ。アトレーやスズキ・エブリイの室内を架装する「軽バンコン」と呼ばれるタイプでは、お座敷スタイルの室内レイアウトが主流。確かに限られたスペースで最大限に室内空間を確保するにはお座敷スタイルは最適解のひとつだ。キャビンIIのシリーズにもお座敷タイプがラインナップされている。

こちらがお座敷スタイルの「キャビンIIミニ レガシー」。ハイドアウト同様にデッドスペースを活用した収納で、天井までの高さもあり広々した室内空間がある。アイアンとウッドを組み合わせたブルックリンスタイルの内装も魅力的

しかしお座敷スタイルにも弱点があり、それは、ずっと座っていると膝がつらくなるという人もいること。そういう人にとっては、やはりちょっとでも段差があって椅子のように腰掛けられるタイプのほうが過ごしやすいのだ。

キャビンIIミニ ハイドアウトには右サイドにボックスを置いてその高さでベッドを作るという「かさ上げ」と呼ばれる加工がされている。アトレー本来のフロアの上にもう1段床を設ける形になるので、ベッドにしたときの頭上高はお座敷スタイルより低くなるが、この加工により生まれた段差でテーブル&ソファという空間を室内に作り出したのだ。これにより軽キャンパーの中にいながら、まるど自宅のような感覚でくつろげるようになった。

右サイドにボックスを置いてフロアをかさ上げした。このボックスの中の空間も活用されており、クーラーを動かすためのバッテリーなど、電装系のパーツを収めている。左サイドに敷くベッドマットを背もたれとして活用しているのも無駄がなくて嬉しい

酷暑の夏も快適に。現代の必須装備・クーラーを標準搭載

この酷暑時代、キャンピングカーのクーラーは必須装備と化した。軽キャンパーではまだまだオプション設定のモデルも多いが、キャビンIIミニ ハイドアウトではクーラーを標準装備。リチウムイオンバッテリーも200Ahが標準装備され、いつでも快適な温度で過ごすことができる。

コンセントなどをこの部分にまとめて設置。テーブルにPCやタブレットを置いて作業するのに都合が良い

4人乗りの常用モードからベッド展開までをとにかく簡単に

複雑な展開があるとついついレイアウトが固定されがち。しかしキャビンIIミニ ハイドアウトはその手間を極力減らすことで、普段づかいも車中泊モードも弾力的に運用できるようにした。ベッドにするには、セカンドシートをたたみ、かさ上げ加工したボックスからベッドフレームを引き出すだけと簡単。アトレーのセカンドシートは左右分割式なので、右側をベッドにして左側はシートのままという運用もできる。使用人数に合わせてベストなレイアウトを考えよう。

キャビンIIミニ ハイドアウトはマリナ’RV各店舗で販売中。価格は387万2000円〜で、DC12Vクーラーは料金内に含まれる標準装備だ。

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