横浜キャンピングカーショー、9月14日(土)・15日(日)開催。今年も会場はパシフィコ横浜
『横浜キャンピングカーショー2024』が、9月14日(土)・15日(日)の2日間、パシフィコ横浜で開催される。今年もCとDの2ホール、10000㎡を使用しての大規模イベントとなる見通しだ。
軽キャンパーから住宅のような豪華モーターホームまで全ジャンル一挙展示
FLEX MOBY DICKブースの様子(横浜キャンピングカーショー2023より)
レジャーユースとしてだけではなく、リモートワークの拠点として、災害時のシェルターとして、年々注目度が高まるキャンピングカー。現状日本でキャンピングカーを買うなら、まず大規模なキャンピングカーショーに足を運ぶのが最適解だ。全国に点在するキャンピングカーメーカーが一同に介し、軽キャンパーから輸入車や国産バスベースの大型キャンピングカー、キャンピングトレーラーまで、キャンピングカーの全ジャンルを見ることができる。横浜キャンピングカーショーも100以上のキャンピングカーが集まり、多彩なジャンルのキャンピングカーを楽しめる。
狙い目は地元の企業と都市型キャンパー
「横浜でキャンピングカーのことならおまかせ」というのぼりが目印のロッキー2(横浜キャンピングカーショー2023より)
あまりに台数が多くてなにをどうやって見たら良いかわからない、という方に2023年の様子から傾向と対策を考えるとしたら、「地元の企業」と「都市型キャンパー」だ。
まず「地元の企業」について。キャンピングカーショーには全国のキャンピングカービルダーが集結するが、とりわけ開催地の地元企業は力を入れた展示をしてくる傾向がある。展示車も多いし、ここだけのお買い得車などを持ってくることもある。現時点で横浜キャンピングカーショーの全出展社は明らかになっていないが、これまでの実績からすると、キャンピングトレーラーの「インディアナ・RV」、軽キャンパー専門店の「オートワンキャンパー」、コンパクトキャブコンを得意とする「キャンパー厚木」、デルタリンク横浜店として活動する「クラフト」、ミニバンキャンパーやキャンピングカーの改造・メンテナンスの「ロッキー2」といった地元企業の出展が予想される。
もうひとつのポイント「都市型キャンパー」は、開催地の横浜やその一円は道が細かく、駐車場スペースも限られるというご当地の事情から、比較的コンパクトな車両のバリエーションが多く展示されるだろうという予測だ。そもそも昨今、たとえばハイエースなら、最も小型な標準ボディ標準ルーフのモデルが多く作られていたりと、コンパクトなキャンピングカーという提案はトレンドでもあり、このジャンルは豊作だ。ご当地の事情とこのトレンドから、ミニバンキャンパーやハイエースのナローボディモデル、コンパクトキャブコン、けん引免許不要のキャンピングトレーラーなどが多彩に見られると予想される。
グルメやお買い物など、家族で楽しめる
横浜キャンピングカーショーでは、キャンピングカーの展示のほかにも、家族で終日楽しめるような仕掛けがなされている。キャンピングカー専用のパーツやアウトドアパーツ販売店では限定のお買い得アイテムが販売されたり、ステージでは、スペシャルゲストのトークショーやミニライブなども予定されている。キッチンカーコーナーでは多彩なメニューのお店が軒を連ねるので、休憩をはさみつつ1日楽しもう。