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国内初披露多数!東京キャンピングカーショーはココを見ろ!注目モデル21選

今年の東京キャンピングカーショーはかなり話題が豊富(編集部調べ)。お見逃しがないように、ジャンルごとの目玉を総まとめ!使いたい人数や用途を思い描いたうえで読んでいただいて、ビビっときたキャンピングカーがあったらぜひ実物を見に行ってみよう

ファミリー、ペット旅に!本格キャンピングカー・キャブコン編

限定30台!VANTECHからワンコ旅・ニャンコ旅のためのキャンピングカーが登場

コルド ドッゴ

VANTECH(バンテック)からはワンちゃんとの旅に特化したキャンピングカー「コルド ドッゴ」、同様にニャンちゃん旅に特化した「コルド シャトン」が発表される。2車種合わせて30台というレアものだ。ベースとなるのはVANTECHのロングセラー「コルドバンクス」で、 本格的なキャンピングカーながら全長5m未満というコンパクトサイズで都市部でも機動力を維持できる。

ペット用の特別仕様車というと、シートを防水やひっかき傷に強いタイプに変更する程度の変更を想像しがちだが、まったくそんなレベルにはとどまらず、ペット専用の居場所づくりから暑さに負けないための超大容量電装システムまで、相当本気で作り込んでいる。現代日本をペットと旅するキャンピングカーについて、かなりの示唆を与えてくれると思われる。必見だ。

ジャパンキャンピングカーショーで予告されていた衝撃のハイラックスベース、ついにお披露目

VANTECHからはもう1台、ハイラックスベースキャンピングカー「アストラーレGX4」も展示予定。約半年前の2024年2月「ジャパンキャンピングカーショー」で予告だけされていたモデルがついに登場する。

カムロードだって運転を楽しみたい!ダイレクトカーズはカムロード専用のパドルシフトをリリース

スポーク部にレイアウトされたパドルシフト。ギヤのアップダウンがハンドルから手を離さず行うことができる

キャブコンの主要ベース車であるトヨタ・カムロード。もとはトラックだし、キャンピングカーは重たいし、心を無にして目的地まで運転するだけ、という認識が変わるかもしれない。ダイレクトカーズのパーツブランド 「BLUME(ブルーム)」 から、カムロード用のパドルシフトが発表される。6速ATにシーケンシャルシフトマチックを手元で操作することが可能で、運転が軽快になること間違いなし ?

ダイレクトカーズは近年急速にカムロードベースキャンピングカーのラインナップを増やしている。このジャンルのキャンピングカーに興味があるならぜひブースに足を運んでほしい。

アネックスのコンパクトキャブコン「50DB」に強力オプション追加、他の人に差をつけろ!

アネックスのコンパクトキャブコン「リバティ50DB」。ディーゼル車に続きガソリン車でもリリースされたこの50DBに強力な電装オプション「パワープラス4800」が設定された。パワープラス4800は4800Whのリチウムイオンバッテリーと2000Wの高出力インバーターをはじめとした電装システムをレノジーで統一した電装強化パッケージ。信頼性の高いレノジーのパーツで統一してシステムを組むことで、メンテナンス面でも安心が生まれるのだが、おどろきはこのオプションに付随する「ボディカラー選べます」という特典。

ご覧のように、シルバー/ホワイトにレッド/ブルー/ベージュ/ライトグレー/チャコールグレーを掛け合わせた全12種類のボディカラーからお好きな組み合わせを選べるというのだ。その第一弾として、東京キャンピングカーショーではホワイト/レッドの車体色の50DBがお披露目される。質感などをぜひ実物で確かめてほしい。

エアコン搭載モデルが多数登場。2人旅から多人数乗車可能なミニバンタイプまであるぞ・バンコン編

レクビィからルームエアコン搭載2人旅モデル「カランタ」発表

レクビィからは新型「カランタ」がリリースされる。 ハイエースのワゴンGL・ロング・ワイドボディ・ミドルルーフがベースで、電子レンジと家庭用エアコンを装備したゆったり2人旅仕様だ。同社の社長も愛用するというロングセラー2人旅モデル「プラスMR」の発展型のようなつくりで、熟成された使い勝手に便利な家電がついて、お値段もかなりリーズナブル。見逃せない。

人気のソランシリーズがついにハイエーススーパーロングに対応

ソラン・ハイルーフ

2023年の発売以来大人気の「ペットと旅するキャンピングカー」ソランシリーズ。引っ掻き傷に強い生地のベッド、家庭用エアコン搭載、エントランスに集中させたキッチンなど、ペットとの旅に使いやすいギミックが支持されている。乗用車5ナンバーサイズで立駐も入れるハイエースの標準ボディ標準ルーフ、小回りが利くが室内空間は確保される標準ボディハイルーフ、ゆとりのワイドボディミドルルーフと、ハイエースの各サイズで作られてきたソランが、ついに東京キャンピングカーショーでスーパーロングバージョンを見せる。堂々の室内空間を堪能しよう。

キャンピングカー専用リチウムイオンバッテリー登場、アーチザンに新オプション設定など話題豊富なケイワークス

ケイワークスはハイエースとキャラバンベース、2台の「オーロラエクスクルーシブ アーチザン」やキャンピングトレーラーを展示する。目玉はハイエースのオーロラエクスクルーシブ アーチザンで、新オプションとして家庭用エアコンが選べるようになったほか、ポップアップルーフも新型に。よりスタイリッシュになった。

そしてなんと、キャンピングカー用の新型リチウムイオンバッテリーも開発してリリース。多彩な活動の同社から目が離せない。

ハイエースナローハイルーフにタテの常設2段ベッド?グリーンハンズ

コクアの室内。右手側に二段ベッドがある(グリーンハンズ公式HPより)

グリーンハンズはハイエースベースとNV200ベースの2台の新型車を出展予定。注目はハイエースのナローハイルーフベースに常設2段ベッドを入れるという新型。いったいどんな内容になるのか?春の神奈川キャンピングカーフェアで注目を浴びたハイエース標準ボディ標準ルーフのlotも展示。バンコン職人集団として勢いのある同社の提案を見に行ってみよう。

展示予定のlot

キャンピングカー長野のウインドウクーラーづかいに熱い視線

キャンピングカー長野はスペースキャンパーB-COOLを出展。キャンピングカー長野の「COOL」シリーズはクーラーが標準装備されており、このB-COOLはハイエースワイドミドルベースで8人乗車とシリーズ最多の定員人数が特徴。さらにカーナビ、ETC、FFヒーターがついて663万3000円からとかなりお得な設定だ。

キャンピングカー長野のクーラーは独自の加工で室内空間を犠牲にせずウインドウクーラー装着を実現しているのがポイント。この猛暑に涼し気な1台、気になります。

ロッキー2の大人気フリード+車中泊仕様に4WD仕様が登場

昨年末のリリース以来快進撃を続けているロッキー2のミニバンベース車中泊仕様「MV」シリーズ。フリード+とデリカD:5で展開されており、他の車中泊モデルと違い、改造を得意とするメーカーなので、その気になればFFヒーターもクーラーも付けられますという自由度の高さが魅力だ。東京キャンピングカーショーではフリード+MVの4WDモデルが登場する。

ホワイトハウスからはフィアットデュカトをDIYできるキットが初展示

オーストリア製の内装キット「カーゴクリップス」

フィアットデュカトを多く手掛けるホワイトハウスからは、ついにデュカトを自分でDIYして楽しめるキット「カーゴクリップス」の装着車が国内初披露となる。会場ではドイツのマンというメーカーの車両に組み付けたものが展示されるとのこと。

世界初?世界で先行販売されているジムニーシエラ5ドア向けのポップアップルーフが完成

さらに世界初(ホワイトハウス調べ)となる、ジムニーシエラ5ドアモデル専用のポップアップルーフも展示される。ジムニーシエラの5ドアは世界各地で発売されており、国内導入も待望視されている。ホワイトハウスとしても、まずは海外での販売からスタートとなるようだ。

あのロングセラーに新型登場?クーラー搭載あたりまえとなりつつある軽キャンパー編

オートワンのロングセラー「愛犬くん」がクーラー対応

オートワンの「愛犬くん」はエブリイベースで、ペットと旅するために引き出し式足洗い場を設けるなど、ペットとの快適旅を早い段階から提案していた軽キャンパー。多数の要請を受け、ついにクーラー装着に対応した。どのようなレイアウトでインストールしているのか、要注目だ。

木のぬくもりに包まれる、クオッカジャパンディが2人就寝に対応

地元の木材「富士ヒノキ」を使ったぬくもりある空間を軽キャンパーで表現したミシマダイハツの「クオッカ ジャパンディ」。発表当初は就寝場所がシングルのベンチのみの1人旅モデルだったが、2人旅に対応したモデルが東京キャンピングカーショーに展示される。その名も「クオッカジャパンディ トランスフォームベッド」。どうトランスフォームして2人用の就寝スペースが生まれるのか?要チェックだ。

VANTECHは軽キャンパーも新型投入、「新型ルネッタ」

キャブコン編に続き、軽キャンパー編でもVANTECHが登場だ。軽キャンパー「ルネッタ」がリニューアルされて初お披露目となる。既存モデルはエブリイで作られていたが、ダイハツ・アトレーベースで作り直され、大人の車中泊を演出する洗練された内装の1台だ。

国内で買える最高峰のキャンピングカーが欲しい人へ・輸入キャンピングカー編

ポップアップルーフで2階建てを実現したドイツ・バーストナー

ドイツ・バーストナーのキャンピングカーを国内展開する「バーストナージャパン」からは、ポップアップによりロフトのような部屋ができ、衝撃の2階建てとなる「リセオギャラリーTD689Gハーモニーライン」が展示される。ゆったり2人旅を想定したキャンピングカーなのだが、さすが本場ドイツのクルマだけあって、「ゆったり」のレベルが違う。車内に階段があり、上がっていくとベッドルームとなっている。価格は1815万円から。

ダイネット横に階段がある!さすが本場は違う
ポップアップルーフ内がベッドルームとなる。ルーフがアップするとつり下げ式のテーブルもセットされる
ベッドは階上にあるので、キッチンやトイレ、シャワールームなどの各部のスペースがゆったり取れていて実にラグジュアリー

ローラーチームにエースキャラバンズ。輸入車を多数揃えるフジカーズジャパン

ゼフィーロ285TL

フジカーズジャパンは宮大工の技を生かした国産キャンピングカー「FOCS」シリーズのほか、イタリアのローラーチームのキャンピングカーを2台、スペインのエースキャラバンズのキャンピングトレーラーを1台出展する。ローラーチームの1台・ゼフィーロ285TLは洗練された内装と使い勝手の良いレイアウトが世界で評価される1台。お値段は1507万円から。世界基準を見に行こう。

人気のアドリアシリーズからは「ソニックプラス700SL」が展示

自走式・キャンピングトレーラーをあわせてアドリアのモデルが一挙5モデル展示される(写真はソニックスプリーム700SL)

在庫僅少が続くアドリアからは、「ソニックプラス700SL」を紹介。ソニックスプリーム700SLのグレード違いで、雪国スロベニア生まれだけに断熱処理が徹底しており、高い機能性がラグジュアリーな北欧デザインとあいまって国内にもファンが多い。この展示車は左ハンドル車となるそうだが、それだけ世界から在庫をかき集めて国内に持ってきているということ。早いもの勝ちだ。

ソニックスプリーム700SL

躍進する国産タイプ、在庫ラストの1台など多彩な顔ぶれのキャンピングトレーラー

けん引免許不要のインディアナシリーズに新型登場、新オプションも話題に

キャンピングトレーラーでは快進撃を続けるインディアナシリーズの新レイアウト「インディアナ300SN2」が要注目。インディアナシリーズは、全長4500mmで一般的な駐車スペースに収まるコンパクトな車格に合理的な室内レイアウトを採用し、少人数からファミリーまで楽しめるキャンピングトレーラーである。新レイアウトはリアに初搭載された大きな窓、前後に1つずつ設けたリビングスペースというレイアウトで、シリーズで1番の広さを感じる室内となっている。

シリーズ共通のエクステリア
インディアナ300SN2は、リアの大型ウインドウが特徴

さらにエコフローの新製品・CIGS(セリウム、インジウム、ガリウム、セレンの頭文字)ソーラーパネルを採用したオプションも発表。同じくエコフローのポータブル電源と組み合わせて、システムを効率よく使用&充電することができるようになる。

ラスト2台のアメリカントレーラーを見逃すな!

ボナンザ公式Facebookより

アメリカンキャンピングトレーラーの専門店、ボナンザからはジェイコ・ジェイフライト154BHが出展される。この154BH、なんと本国で生産中止が決まってしまい、残るのはボナンザにある2台の在庫のみ。ジェイフライト最小サイズの全長5500mm×全幅2200mmは日本の道でも走りやすく、装備も充実の人気仕様だっただけに悲しいお知らせだ。東京キャンピングカーショーの会場限定で成約特典も用意されているそうなので、アメリカントレーラーに興味のある人はお見逃しなく。

所有する喜びひとしお、欧州最高峰ブランドのトレーラー2024年モデル展示

欧州最高峰ブランドのハイマーからは、クラシカルな見た目と最先端の装備が堂々の横綱相撲をしているキャンピングトレーラー「エリバ ツーリング」シリーズが展示される。エリバツーリングは1957年から連綿と続くシリーズの最新モデルで、小さな310はジムニーシエラでも引けるほど軽量だが、ポップアップルーフの恩恵で室内は広々。世界のハイマーの1台を見に行ってみよう。

他にも新型パーツなど、現時点でも続々と情報が届く東京キャンピングカーショー。7/20〜21の2日間、東京ビッグサイトで開催だ。ブランニューなアイテムたちをぜひその目で!

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