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全長7mのフルコンのメンテナンスもOK!充実ピットを備えたL.T.キャンパーズの新展示場を紹介

創業は’87年でバンショップカワデとしてスタートし、10年後にはL.T.キャンパーズとなった。そして27年目の今年、新展示場がオープン。これまでは本社社屋に手狭なピットと展示スペース、周辺に7〜8カ所のストックヤードが点在していたが1つに集約。1800坪の敷地で入り口手前を利用して、広大な駐車場と展示エリアを設けた。自走式だけでも常時30台ほど、さらにキャンピングトレーラーが数台、アドリアのパークトレーラーやハウスも注目だ。

L.T.キャンパーズの新展示場

新展示場の目玉となるのがメンテナンスピット。ここは築50年の元の建物を生かす形で利用しているが、しっかりした骨組みだったので外壁を新しくするだけでよかったほか、4mを超える天井高は大型車両でも問題なし。最大7台が屋内に置けて、何よりも驚かされるのは全長7mのフルコンでも余裕で持ち上がるリフトがあること。屋根は断熱材を入れ、2階部分は部品庫と社員休憩室に充てた。

そして新たに設けられた商談スペースも既存建造物を利用。事務所も兼ねているが、広く明るい空間はとってもおしゃれ。一部はガラス張りで、ピットに入れられたメンテナンス中の愛車を眺めながら仕上がり待ちができる。同社はメンテナンスの対応のよさや各種装備の取り付けが評判で、特にフィアットデュカトベースに関しては定評がある。そこでより信頼性を高めるために、このような作りにした。構想からオープンまでに時間をかけ、どのような展示やピットが最善なのか考えた結果が凝縮されているのだ。今後は屋外の納車スペースに屋根を付けて、さらに建屋裏手には大型の倉庫を設置する予定。新しくなっても、従来どおりユーザーフレンドリーな運営方針で展開していく。

諏訪湖に程近いため水害を想定して展示エリアは駐車場よりも1段高くした。20~30台が置ける余裕のスペース
アドリア製のキャンピングトレーラーも多数展示
建物に沿う形で配置されている商談スペース。モノトーン調で洗練された空間だ。左側のガラスからはピット内が見渡せる
納車時の車両説明スペース。現在は骨組みのみだが、今後は屋根が付く。こちらにも大型モデルが3台止められる

元からあった建物を利用したとは思えないほどの作り込みが施されたメンテナンスピット。全長7mモデルでも余裕で入れる長さと高さ

これだけ大きなフルコンでも持ち上げられるリフトがある。エンジンやミッション交換も可能になる
室内高を生かした部品庫。反対側に社員休憩室がある

アドリアのグランピングテント。コンテナ状の箱を展開し柱を立ち上げテント生地を張る。2階建てなのも驚きだ

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