デジタルインナーミラーの採用で、バック時の後方視界を確保!よりユーザーフレンドリーに、よりスタイリッシュになったZiL
バンテックのフラッグシップモデルといえば、ジル。バンテックではこのジルを含む、カムロードをベースとした全てのモデルでマイナーチェンジを行った。それにより、外観はよりスタイリッシュに。さらにルームミラーがデジタルインナーミラーになったことで、安全性も向上したのだ。
見た目と機能性の大幅向上で揺るぎない地位をさらに確立
マイナーチェンジされたバンテックのカムロードベースのモデルだが、フラッグシップモデル「ジル」を例に紹介していこう。変更点は外観が中心で、アクリル2重窓はフラッシュサーフェスタイプに変更。ボディ側面との段差はわずかで、枠の色も黒色に。ウインドウ自体もより濃いスモークとなりプライバシーを確保。ほかに外部バゲッジドアのノブをハンドルタイプに変更。ロックされた状態ではほぼ平面になった。エントランスドアも断熱性能が高いヨーロッパ仕様に。網戸が備わりドア内側に小物入れが付き、より使い勝手が向上した。
さらにベース車のカムロードもルームミラーが変更され、鏡から電子インナーミラーになった。これまでは後方視界が確保されていない車両では無用の長物だったが、電子式になったのでバックカメラの映像を映し出す。ギヤをリバースに入れるとバックモニターになる機能も便利。
バンテックでは従来から採用しているバックカメラ&モニターはそのままで、インナーミラーには後退時の映像のみを映す。低い位置の障害物に有効だ。
黒色フレームに濃いスモーク、さらにフラットになったのですっきりとした印象になった。ジルのデカールには緑のラインが加わった出っ張りのないノブで操作性はこれまでと同じ見た目だけでなく操作性や重厚感もアップ。縦型窓にはシェードが装備されているインナーミラー用のカメラはリヤナンバープレート上にある。バンパーの形状により視野が欠ける場合があるレベラー用のプレートを50cm間隔で並べた。幅はダブルタイヤ内側と同じ位置VANTECH純正のリヤモニターの画像。画面の縦横比もあるがインナーミラーよりも後部視界が確保でき、遠くの後続車も確認可能カムロード純正のバックモニター。低い障害物はこちらのほうがよく見える。バンパーにより左右の視野がけられている純正リヤモニターは障害物までの距離を表示。かなり使い勝手がいい