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バンライフ女子ayakaさんのハイエースを見せてもらう!

キャンピングカーやキャンピングトレーラー、簡易車中泊車……これらの車の楽しみ方をオーナーから学ぶシリーズ。7回目は“女子ソロ・バンライファー”のayakaさんとその愛車「あやばん号」(ハイエース)をご紹介します。

車内にこたつ&ピアノ!? 超ユニークなカスタムが光る

ayakaさんは愛知県在住のインスタグラマーで、カスタムしたハイエースでキャンプや車中泊を楽しむ“バンライフ女子”です。しかも、基本的にソロで楽しむことが多いので、“女子ソロ・バンライファー”というわけですね。

若い女性で自らハイエースを持って(しかもソロで)バンライフを楽しんでいるというだけでも非常に興味深いのですが、さらにそのカスタムがとっても個性的なのです。

彼女の愛車「あやばん号」が誕生したのは2019年。お父さんが自動車整備工場を経営しており、ちょうどハイエースが入ってきたタイミングがあって購入しました。

2WD/DXグレードのガソリン車で、購入時の走行距離は約3万km。購入金額は150万円でした。

「オールペンは専門業者に依頼しましたが、それ以外は全て自分でDIYして完成させました。カスタム総額は、オールペンの費用も含めて約60万円です(オールペンは約30万円)。

現在は“第4形態”で、2019年の完成当時からさらに進化していますね」とayakaさん。

まず目を引くのが自作のピアノ(電子ピアノ)。子供の頃からずっとピアノの演奏をしているというayakaさん。旅先でもいつも奏でていたいという思いから装着しましたピアノと並び目を引くのは、こたつ! 「実は“こたつもどき”で、キャンプ用のテーブルに布団を敷き、その上からテーブル用の板を載せただけなんです(笑)。自作ベッドキット(後述)の上にござを敷き、その上に電気カーペットを敷くことで暖かくなる仕組みです」。そのアイデアには脱帽です。なお車内全体の電源として、1500whと400whのポータブル電源2台を使っています自作のベッドキット。下側は収納になっています。寒い時期はこたつ仕様で、暖かい時期はマットレスやラグを敷いて寝ています棚類も全て自作。「もともとキャンプ道具をDIYで作ったりしていたので、その延長線上の感覚でした。何かものを自作するのがすごく好きなんです」とayakaさん車内の床板もDIY。初期装備の床材を一度取り外し、それをかたどって板を切ったそうです木目調のシーリングとライトは貼り付けるだけのタイプで、こちらもDIYで装着バンパーをピンク系の色に塗装したのはDIY。たしかに、ちょっと手作り感が出てるかも

「もともとキャンプをするのが趣味で普通にテントを張っていたんですけど、だんだんテントを張るのがやっぱり大変だなと思ってきて……。あるとき、とある女性のバンライフ系インスタグラマーさんのスタイルを知って、それに憧れて。それがきっかけでハイエースを買いました。

今ではキャンプをするにもハイエースの中で寝るのが基本スタイルになっています。女性一人なので、防犯上心強いということも理由の一つです。

この車で職場への通勤もしていますよ」。

日本一周へチャレンジ!

とても個性的な「あやばん号」。ハイエースを買い、カスタム車を完成させて良かったことは?

「まず、キャンプがすごく有利になったことと、旅の自由度が格段に上がったことです。よく言われることですけど、ホテルを予約してチェックインする必要がないので、そのスケジュールに縛られることもありません。自分の行きたいところをメインに考えて旅の予定を組めるようになりました。

あと、女性一人なので、車内がすごく広々として使えるのも大きいですね。荷物もたくさん積めますし、カスタムも気兼ねなくできるところもいいです。

でも、意外と一番大きかったのは、ハイエースを通じて仲間が増えたことです。『バンキャンプジャパン』というチームにも入って活動しているんですけど、そこで開催したイベントを通じて、同い年のハイエース女子仲間ができました。その仲間たちと一緒にキャンプを楽しむ機会も増えましたね」。

なるほど。今後はどのようなことを楽しんでいく予定なのでしょうか。

「この愛車で日本一周にチャレンジする予定です! もちろん、旅先でもこのオルガンは相棒として引く予定ですよ」。

カスタムも、ハイエース遊びも、全力で楽しんでいるayakaさん。今後のインスタグラムの投稿は要チェックです。

ayakaさんのInstagram

text&photo:大宅宏幸

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