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日本初上陸!シンプルだから旅にもトランポにもマルチに使える。ドイツから来た質実剛健キャンピングトレーラー

ドイツのビルダー「キューバー」によるキャンピングトレーラーが日本初上陸。「Adventure」と車体サイズはまったくいっしょだが、悪路走破性が向上しデザインもワイルドな「OFFROAD」。シンプルながら、寝る、過ごすはもちろん、車内に備えられたタイダウンフックなどにより、トランポとしての活用もOK。

日本に最適な左エントランス超スクエア形状のカーゴ仕様

今回日本初上陸となったキャンピングトレーラー「Adventure」は、ドイツのキャンピングトレーラービルダーの「キューバー」製。クルマ旅用に特化するのではなく、移動も仕事もといったライフスタイルの一部になる利便性、さらにコストも重視。ボディはパネル工法だが外板はスチール製、フロアを支えるフレームは太く強固で、耐久性と耐候性、リサイクル性にも配慮しつつ、ドイツ製品ならではの質実剛健な作り込みになっている。

ボディはスクエア形状で、日本に合わせた左エントランス仕様になっている。ドイツ本国のものは逆の左エントランスということで、室内のレイアウトもドイツ仕様から反転。前方右側にマルチルーム、最前部にはコンパクトなキッチンが配置されている。
くつろぎのスペースとしては、サイドキャビネットに対面したロングソファ、そして最後部には跳ね上げ折りたたみ式ベンチ兼ベッドを配置。電動プルダウンベッドを備えるのも特徴だ。

さらにオフィスカーやカーゴとしての要素もあり、ソファとベンチを収納すれば大きなフリースペースとなるほか、リヤハッチも装備。トランポとしても使えるように、フロア下にはテーブル&ベンチにもなるラダー、フロアにはタイダウンフックも備わる。

アドベンチャーの車両後部の電動プルダウンベッド。エントランス横にあるスイッチで操作する仕組みで、揺れやブレが一切ない頑丈な作り。サイズは1940×1750㎜で最大高は800㎜以上車両前方のキッチンスペース。左がシンクで中央下部に冷蔵庫、左がカセットコンロ置き場になっている。オプションのルームエアコンを付けた場合は、このキッチンの上部に室内機が備わる。右はマルチルームで890×330〜700㎜と、ポータブルトイレが余裕で置ける広さ

フロアは最大長が3200㎜、幅はもっとも狭い部分でも900㎜もある。
フロア下に収納されたテーブル&ベンチは、ラダーにもなり、大型バイクでも楽々積載可能。フロアには4本のタイダウンフックレールがある

悪路走破性が向上したワイルドな「OFFROAD」も

シェルサイズはまったく同じだが、悪路走破性とワイルドなイメージを向上させたモデル「OFFROAD(オフロード)」もラインナップ。フロアが100㎜高くなっているほかルーフレールも備わっているなどの違いがある。アドベンチャーにあったサイドのエクストラベッドがないほか、プルダウンベッドも横向きに2人が寝る仕様となっている。

こちらがオフロードの室内
オフロードの車両後部のベッドスペース。アドベンチャーのベッドとはサイズが異なり、1750×1370㎜となっている
アドベンチャー
アドベンチャーオフロード
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