安心も楽しみもこれ1台で!大切なキャンピングカーのお供にピッタリ。4カメラ高性能ドライブレコーダーはコレだ
大きな車体で、そのボディ形状も乗用車とは違うことも多いキャンピングカー。それゆえ車内から撮影する通常のドライブレコーダーのカメラでは対応できないことも。そして車内で過ごす時間も多く、夜間や駐車中の防犯対策も気になるところ。それらを一気に解決するホワイトハウスのスマートレコシリーズをチェック。
リヤに窓がない!そんなキャンピングカーでもOK
美しいポップアップを備えたキャンピングカーで人気のホワイトハウスキャンパーの関連企業「TCL」が扱うドライブレコーダーが「スマートレコ」。このTCLという会社、会社名になじみはないかもしれないが、キャンピングカーユーザーならおなじみの走行充電器「CTEK」も扱っている、キャンピングカーライフをがっちりサポートしてくれている会社なのだ。
今回取り上げるのはそのスマートレコシリーズから出ている「パーフェクト4」。4つのカメラで前後左右をフルHDで撮影できるドライブレコーダーだ。特徴は、リヤのカメラが室内設置用と車外設置用と2モデル用意されていることと、サイドのカメラの自由度の高さ。車外設置できるモデルは、キャブコンなどでリヤに窓がないキャンピングカーやシェードとの干渉に困っている人にはもってこい。
パーフェクト4のリヤカメラが車外設置用モデル(ウォータープルーフエディション)。夏ごろの発売に向け、現在予約受付中
そして特に注目したいのはサイド用のカメラ。ホワイトハウスオリジナルの形状と仕組みをしており、レンズを向ける角度を自由に動かせる。さらに車体への取り付けも、取り付け面に合わせて3タイプのアタッチメントが用意されており、ウィンドウにそのまま取り付けられるものから、ドアに取り付けるものまでクルマの状況に合わせて選べる。これもさまざまな車種や室内家具があり、取り付け位置が限られるキャンピングカーにうれしいポイントだ。
性能も申し分無しで、隣の車線を走るクルマが切れずに映るほど広角。
また、設定や操作はスマートフォンの専用アプリから行なうことができ、撮影した映像をWi-Fiを経由して直接スマートフォンに保存することも可能。そのほか専用のコントローラー兼ディスプレイも付属。
サイドカメラだけの追加もOK
すでにクルマに前後2カメラのドライブレコーダーを装備している人にもチェックしてほしいのが、このスマートレコシリーズのサイド専用ドライブレコーダー。パーフェクト4と同じオリジナル形状のサイドカメラのみを追加でクルマに装備することができる。前後の2カメラは既存のものを利用可能なので、改めて4カメラのドライブレコーダーに変えるよりメリットがある。
サイド専用ドライブレコーダー。付属のコントローラーやディスプレイがないので、スマートフォンから設定や映像確認をする
キャンピングカーだからこそ、車内で過ごす時間にも安心を
ぜひキャンピングカーユーザーに知ってほしいこのパーフェクト4の機能が、駐車監視モード。エンジンを切った際のクルマの周囲の様子を録画できる機能だ。駐車監視モードは、録画のタイミングや録画時間をカスタマイズ可能。
録画のタイミングは、カメラが動きを察知した前5秒、後15秒の20秒を録画する「モーション感知モード」、コマ送りでずっと取り続ける「長時間モード」、そして振動を感知した後の20秒を記録する「超低電力モード」の3つが用意されている。また録画時間も3時間〜無制限まで設定可能で、そのほか映像を記録するSDカードの容量や電池の残量を感知して録画を停止する機能も。
そのなかでも「長時間モード」はタイムラプス動画のような映像を撮影できるので、ドライブレコーダーとしてだけではなく、定点カメラとして活用するのもおもしろい。
これの便利なところはそれだけではない。カメラで撮影している映像を、リアルタイムでスマートフォンから見ることができる。夜間や休憩中、シェードなどを閉めて車外の様子が見えないときでも、手元で車外を確認できるのはそれだけで安心。さらに録画機能起動中はカメラに付いている青色LEDが点滅しているので、防犯上も役立つのだ。
ハイエンドな製品にはなるが、クルマと旅の安全と楽しみを両立できるこのドライブレコーダー、キャンピングカーにはピッタリ。そしてこのパーフェクト4、現在販売しているものから現在ブラッシュアップが行なわれるとのことで、今回紹介したモデルはこの夏ごろには実際に販売を始めたいとのことだ。