走行中もリアルタイムに姿勢を制御する次世代型フルエアサスペンション
リアルタイムな姿勢制御特化型次世代エアサス
人や荷物を安全快適に輸送するためバスやトラックに多く採用されているのが、エアサスペンション。これがキャンピングカーにあると便利だ。それを実現したのがゴールドシュミットジャパンが展開する「フルエアサスペンション」システムだ。
フルエアサスペンション
ゴールドシュミットの「フルエアサスペンション」は、ノーマルのコイルスプリングやリーフスプリングの代わりに、硬さや全長をコントロールできる大容量のエアバッグを組み込んだサスペンションだ。つねに変化する走行条件による負荷のかかり具合をリアルタイムに検出し、専用の制御ユニットで自動的にエアバッグの圧力を補正。これにより優れたドライビング環境を実現しながら、快適な乗り心地を提供するというもの。
また、リアのみにエアバッグを備える「2チャンネルシステム」とフロント&リアに備える「4チャンネルシステム」を用意。特に4チャンネルでは、自動制御による車中泊時の車体姿勢の補正をはじめ、車高を下げラゲッジスペースへの荷物の積み込みを容易にし、悪路走行時に車高を上げるなど、状況に応じて自在なセッティングができるのが特徴だ。
フロントはストラットとエアバッグの一体式構造を採用する。適合はデュカトやメルセデススプリンターベースをはじめとした各車種で、価格は要問い合わせエアバッグはフロントにソフトな特性も持つスリーブタイプを使用。リアは高荷重に対応するベローズタイプをメインに採用するリモコンから設定をメモリーすればワンプッシュで設定圧に自動調整できる。またオートレベル機能により簡単に車体を水平に調整可能だ
ハイドロジャッキPro
多くのリフトサポートシステムとは異なり、ハイドロジャッキProではコントロールユニットに内蔵された電子水準器が車両の傾きを検出するという機能を採用している。これにより、室内からコントローラーボタンをワンプッシュするだけで油圧ジャッキを適正位置まで動作させ、素早く車体を水平なポイントまで補正できるのだ。こちらも価格は要問い合わせ。
ボタン1つでジャッキの出幅を制御できる。メモリー機構も備え、就寝時のほか、車体を傾けて汚水タンクを処理する際に適した姿勢への調整も簡単になる4本のジャッキが簡単かつスピーディに車体を水平のポイントに設定してくれる。収納時もボタン操作1つで完了。車体重量が3.5〜24tまでの車両に適合する