川崎競馬場で神奈川キャンピングカーフェアが開催中!
第27回目となる神奈川キャンピングカーフェアin川崎競馬場「秋の大商談会」が9月2、3日の2日間にわたって開催中だ。競馬場のコース内に設けられた特設会場に120台以上のキャンピングカーが並ぶ光景は壮観だ。
晴天に恵まれた初日
初日は絶好の天気に恵まれ、青空の下、開場前から大勢の来場者が詰めかけた。場内には所狭しとキャンピングカーが並び、開場後はお目当てのキャンピングカーへ一目散に向かう姿が見られた。また、会場内ではスタンプラリーも開催されており、豪華賞品を目指してスタンプを集める家族連れの姿も多かった。
川崎競馬場の場内をぜい沢に使った今回の会場には、クルマやキャンピングカーのパーツやグッズ、アウトドアグッズのアウトレットコーナーなどが集まるエリアと、スーパーボールすくいやダンボール迷路、キッチンカーなどがあるエリアの2つのエリアがある。特にキッチンカーなどが集まるエリアには、ヤマダデンキとコラボレーションしたブースもあり、近年注目度が上がっているポータブル電源を試せるようになっている。
初披露のキャブコン2モデル!Jeepney、MOBBY
この神奈川キャンピングカーフェアで、デビュー、そして関東初お披露目を飾った車両がある。まずはナッツRVの「Jeepney(ジープニー)」。名前の由来はフィリピンで庶民に愛される乗合タクシーから。ユーザーからの声を反映し、エアコンや冷蔵庫、電子レンジ、走行充電といった必要なものは標準装備にしつつ、よりカスタマイズ性を高めた1台だ。価格も充実装備ながらガソリン仕様が798万円からとなっている。サイズは同社のクレソンジャーニーなど比べ一回り小さくなっている。2m×5mという都市部でも一般的な駐車枠にしっかり収まるサイズ感で、新設計のバンク部分の形状により、全高も低くなっている。これにより運転席からの周囲の安全確認もしやすくなっている。
レイアウトは、ダブルベッドのタイプXと2段ベッドのタイプWの2種類。タイプXはダイネットからベッドまで見渡せる広々とした車内が魅力、タイプWはマルチルームも備えるファミリーユースにもオススメの1台だ。
そして今回デビューとなったのが、東和モータース販売のキャブコン「MOBBY(モビー)」。取り回しのしやすい車体サイズながら、6人乗車、5人就寝が可能で、都市部に住んでいるファミリーにもピッタリ。レイアウトはダブルベッド仕様の「RWB」と2段ベッド仕様の「R2B」の2パターン。内装も雰囲気の異なる2色から選べる。カラフルな同社のWHONシリーズとはまた違う表情の、かわいく優しいイメージの外装デザインとなっている。
各社のモデルを一度に見られるのはショーならでは
川崎という東京や横浜など大きな都市に近い会場の立地からか、ハイエースベースのバンコンも人気だった今回。カラーや外装デザインの違いや、いくつかあるハイエースの長さや高さの違いは、さまざまなモデルを一気に見られるショー会場でその違いを確認してみるのが吉。なにせ全国から集まったキャンピンングカービルダーのクルマがぎっしり並んでいるので、大きさの違いを比較できるのはもちろん、会場を一巡りすれば、それぞれのモデルの特徴わかってしまうのだ。いろいろなモデルを見ることで、自分のスタイルにあうクルマも見つけやすくなる。これがショーに足を運ぶべき大きな理由の1つかもしれない。
また全国各地にあるキャンピングカービルダーのスタッフから直接話を聞けるというのもショーの魅力。気になるクルマを扱うのが遠方のビルダーだとなかなか気軽には訪ねられないこともあるし、地元のビルダーと出会えるチャンスでもある。
さらに興味を持っているものとは違う種類のクルマなどにももちろん出会えるので、検討段階の視野が広がるメリットも。
耳よりな情報も豊富に
各社のブースには、即納車や中古車、現車販売などの情報も多数掲出されている。まだまだ納期が気になるキャンピングカー、こういった、イベント会場ならではの情報はしっかりチェックしたい。
さらにもっとゆっくり気になったクルマを見たいという人は、各社がイベント後の期間に行う「アンコールフェア」の情報を確認してほしい。ポスターなどがなくても、各社の展示場などで予定していることが多い。
神奈川キャンピングカーフェアは、明日9月3日まで。入場は無料で場内には大型遊具もあるので、家族での休日のお出かけにはピッタリだ。