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クーラー搭載当たり前!2024年最新軽キャンパー14選

2024年も多彩なキャンピングカーが登場し、ユーザーに新たな選択肢をもたらした。ここではオートキャンパーがこの1年で掴んだ新型軽キャンパー情報を一挙公開する。

軽キャンパーは2人までの旅なら最強!?

軽キャンパーは軽自動車や軽トラックをベースに作られたキャンピングカーを指す。

このジャンルのメリットといえば車両価格が安い・維持費が安い!気軽にキャンピングカー生活を始められる。さらにボディが小さいから運転もしやすく日本国内どこにでも入っていける。小さいので2人旅、もしくは+ペットがせいぜいという人数制限はあるが、ポップアップルーフがついた2階建てタイプならファミリーでも活用OKだ。

ベース車は荷室空間が広いエブリイやアトレー、N-VANといった軽バンや、ハイゼットなどの軽トラックが主流で、特にエブリイは2024年2月にマイナーチェンジしてターボが復活して人気を盛り返した。

小さくてもクーラーつきはゆずれないポイント

ペット旅需要からクーラーの需要が爆上がりし、2024年デビューの軽キャンパーのほとんどでクーラーが標準装備もしくはオプションに設定された。

2024年デビューの軽キャンパー14選

ミニチュアボックス/岡モータース【181万5000円〜・クーラー装備可能】

200万円切り!お値段は安いが装備の質感は高し

ミニチュアボックスは4人乗りの軽キャンパーで、ミニチュアクルーズシリーズの弟分的な存在だ。ミニチュアクルーズは小さいながらも高級感ある室内装備が人気のシリーズで、ミニチュアボックスはシンプル寄りという立ち位置だが、シリーズ由来の高品質な家具は妥協されていない。

寝心地にこだわったベッドマットや家具の作りなど全体にレベルが高い。テーブルは可動域が広く、向きを変えることもできる。写真では対面式のソファスペースとなっているがL字のラウンジスペースのように作り変えることもできるなど、使い勝手が良い。

L字と対面、2つのリビングモードが選べる室内。装備はシンプルだがその分広く、様々な使い方ができる

シーク/ルートシックス【246万円〜・クーラー装備可能】

回転する運転席で広々空間を実現

シークはN-VANベースの軽キャンパー。特徴は運転席に回転シートを採用したこと。これにより停車時のリビング空間がフロントシート部分まで使えるように。

掘りごたつのように使える室内。もし1人で使うなら助手席側をベッドとして使うのも便利だ。テーブルはマルチウェイロングテーブルと名付けられ、写真のような使い方以外にも、車内の左右を橋渡しにする方法、さらに後方の頭上に取り付けて上部収納のような使い方をすることも。なかなか素敵なアイデアだ。

運転席が回転する、テーブルが様々な場所に取り付けられるなど工夫をこらしてN-VANの車内を活用している。天井断熱も標準で加工されているのが嬉しい

クオッカジャパンディ トランスフォームベッド/ミシマダイハツ【280万5000円〜・クーラー装備可能】

ヒノキの香りただようウッドな室内が素敵

山小屋の中にいるような天然ウッドの室内が素敵なクオッカシリーズの最新作がクオッカジャパンディトランスフォームベッドだ。ジャパンディと銘打たれた通り上質ナチュラルなインテリアが印象的。

壁の自然なホワイトは漆。塗装用下地壁紙「ルナファーザ」も採用し、通気・透湿性UP、カビやシックハウス症候群を予防している。写真手前側のベッドが「トランスフォームベッド」。これまでのクオッカはソロ旅向けの印象だったが、このソファがベッドになることで2人分のベッドが作れるようになり、さらに広いユーザーに受け入れられるようになった。

サイドソファは座面を引き出すだけで長さ1820×幅1070mmのベッドに。便利だ

スアン二/キャンパーアシスト【284万9000円〜・リチウムイオンバッテリー装着可能】

ソロ旅やペット旅特化のかわいいやつ

スアンニはスペーシアベースの軽キャンパーで、2人乗り1人就寝というちょっととがった構成。コンセプトは「小さな冒険の秘密基地」ということで内部をのぞいて見ると……

あら素敵!室内を縦断して作られたソファに、足元にはワンちゃんのためのスペースも。カウンターキャビネットがバックドアの方まで囲っているも、ワンちゃんなどの飛び出し防止のため。1人と1匹のための工夫がほかにも様々に詰め込まれているので、ぜひ関連記事を読んでみていただきたい1台だ。

マットの下などにも秘密が隠れている面白いモデル。リチウムイオンバッテリーなど本格的な装備も積める

ノマド ランプ/くるま工房くろぎ【298万5000円〜・クーラー標準装備】

クーラー標準装備で快適室内

ノマド ランプはダイハツ・アトレーの上級グレードであるRSをベースにした4人乗り軽キャンパーだ。荷室の上部に収納庫があり、ポータブルクーラー「ラ・クール」を設置。クーラー稼働時は外部電源の使用が前提となるが、RVパークやキャンプ場を利用すれば真夏でも快適にクルマ旅を楽しむことが可能だ。

最小限の家具で開放的な居住空間を生み出した室内には、2人分の就寝スペースも確保。ツボを押さえた装備をスマートに備えた、自分だけの”小さな秘密基地”だ。

限られた室内なので最小限のシンプルな構成にして、実用的な広さを追求したレイアウトだ

Kトラ キャンパー ラム/ジドウシャ工房【313万5000円〜・クーラー標準装備】

人とペットに優しい仕様で作られた

Kトラキャンパーラムは車両後方に入口を設けたバックエントランスを採用した軽キャンパー。スズキ・キャリィをベースとしていて、2人乗りとなる。ポップアップルーフを設けているので室内高が高く、ゆったり。

ペットと旅するために、ソファとベッド記事は抗菌・はっ水加工に加えて引っかき傷にも強い素材を採用している。さらに、ワンちゃんと旅するなら必須と言えるクーラーもウインドウタイプを標準装備。人にもペットにも優しいつくりだ。

L字のソファセットが広がる室内は、ポップアップルーフのおかげで余裕たっぷり

ミニチュアクルーズ アトレー CP【334万9500円〜・クーラー標準装備】

人気の定番モデルにクーラーが付いた!

ミニチュアクルーズ アトレー CPは使いやすいレイアウトとオシャレな室内が人気のミニチュアクルーズ アトレーにDC12Vクーラーを追加したパッケージモデルだ。4人乗り。

高級感ある室内にキレイに収まったDC12Vクーラー。これで夏場も安心!

室内のキャビネットを大きく橋渡しする脱着式のカウンター。頭上収納も充実し、ベッド下には収納も設けられているので荷物はスッキリおさめられそう

給電くんアルファ ポップアップルーフ/オートワン【358万円〜・4人就寝】

ポップアップルーフで4人就寝可能

給電くんアルファ ポップアップルーフは人気の給電くんをアトレーRSで製作した1台で、4人乗りで就寝も4認可のなのが特徴だ。

ソーラーパネルやインバーター、サブバッテリーを標準装備していて、ボディにつけたコンセントで車外でも電気が使えるのが名前の由来。ポップアップルーフのおかげで家族4人旅もできる。ポップアップルーフはベッドの数を増やすだけでなく、室内で立って着替えができるようになったりとなにかと便利なので軽キャンパーではかなりオススメな装備だ。

ホワイト調の明るい家具色が楽しい室内。収納も多く、シンクもちゃんとついていて装備はしっかり

ルネッタ/VANTECH【370万2000円〜・リチウムイオンバッテリー標準装備】

これが軽キャン?という上質空間

ルネッタはVANTECHが製作する4人乗りの軽キャンパー。アトレーの上級グレードRSをベースとしている。VANTECHといえば名車ZiLを始めとした高級本格キャンピングカーの製造メーカーとして有名。そのVANTECHが作る軽キャンパーだけあってしつらえは上質。

丸みを持たせて圧迫感を軽減した家具の造形、シャワーヘッドつきのシンク、間接照明使い。収納庫には庫内灯まで備え、他の軽キャンパーとは一線を画すシックなたたずまいだ。

最後部に着脱式テーブルを備え、左右と上部にキャビネットを設けている。使いやすく、造作がとにかく美しい

テントむしF1タイプ/バンショップミカミ【3人就寝・クーラー装備可能】

ロングセラー・テントむしの新レイアウトが登場

バンショップミカミのテントむしは、軽キャンパーの代名詞とも言えるほど有名な存在だ。2024年春に「F1タイプ」という3人乗り・3人就寝の新レイアウトを追加し話題となった。

写真手前に見えている1人がけのシートが前向き・後ろ向きに可変するので、移動時は3人全員が前向きに、くつろぎ時は後ろ向きにしてテーブルを囲む、という弾力的な使い方ができるのが特徴。壁面の窓やポップアップルーフのおかげで室内は明るく、広がりも十分。さすがの1台。

1人がけのFASPシートにより3人が前向きに移動でき、くつろぎ時はみんなでテーブルを囲めるという技ありレイアウト

キャビンIIミニ ハイドアウト/マリナRV【396万円〜・クーラー標準装備】

200Ahリチウム搭載で季節問わず快適に過ごせる大人の隠れ家

キャビンIIミニ ハイドアウトはアトレーベースの4人乗り軽キャンパー。車名通り「隠れ家」として使える凝った1台だ。床面の収納ボックスをうまく使ってテーブル付きのソファ空間を作り出した。200Ahリチウムイオンバッテリーを標準搭載しているのでPC作業などの電源もバッチリ。

クーラーが標準装備なだけでなく、FFヒーターもオプション設定されているので、1年通して使い倒せる。さすが老舗の1台というか、ちゃんと天井部分を断熱防音加工しているので空調機器の効きも良いし夜間の雨音も安心だ。

日中はサイドソファになる部分は、ソファの背もたれを通路に置くだけでベッドに変形する。この簡単さも嬉しい

ACE-C/エートゥゼット【433万円〜・4人就寝・クーラー装備可能】

「これが軽自動車?」と目を疑うゆとりの広さ

エースCは軽トラックベースの軽キャンパーで、4人乗り4人就寝。製造元のエートゥゼットはコンパクトキャブコンづくりの名手だけあり、軽トラの上とは思えないゆとりある空間を作り出した。

3方に設けられた窓や室内の家具色を巧みに使い、圧迫感がまるでない。運転席頭上のバンク部分はベッドにもなるし収納庫としても活用できる。素晴らしくよく出来たパッケージだ。

L字のロングソファがいかにも居心地が良さそうな室内レイアウト。テーブルは脱着式で、就寝時はフロアが2人分のベッドに、バンクにもう2人寝ることが出来て、合計4人が寝ることができる

ミニチュアクルーズ アトレーSV/岡モータース【470万8000円〜・クーラー標準装備】

ソーラーパネルや電子レンジも標準装備!人気シリーズ上位モデル

ミニチュアクルーズSVはアトレーベースの4人乗り軽キャンパー。225Wソーラーパネルにサブバッテリーは105Ahを2つ搭載。電子レンジや1500Wインバーター、クーラーなど軽キャンパーとしてはかなり充実した装備が特徴だ。

レイアウトもノーマルのミニチュアクルーズは違いテーブルを挟んで対面できるタイプ。充実したくつろぎ時間を楽しみたいあなたに。

基本は4人乗りだが、2人・3人乗りも選択できる。その場合は座席の部分にマルチアンダーボックスを装着し、収納や冷蔵庫を設置できるようになり、さらに使い勝手がよくなる

ポニト/RVランド【498万円〜・5人乗り4人就寝・クーラー装備可能】

強度と断熱に強いハイドロバックパネル採用

ポニトは軽トラベースなのに5人乗り・大人2人+子ども2人の最大就寝、ファミリー向けの軽キャンパーだ。シェルと呼ばれる居室部分の壁はアルミパネルと堅牢なフレームを真空接着してフレーム間に断熱材を組み合わせた「ハイドロパックパネル」を採用。高い強度と断熱性を実現している。

ダウンライトが美しい室内はL字のソファとロングカウンターで構成されていて開放的。インテリアも上質で、電子レンジや冷蔵庫は標準装備。小さいが堂々高規格なキャンピングカーだ。

簡単操作でフロアはベッドに変形する。フロアとベッドで家族4人分のベッドが作れるファミリー仕様だ

ここまで14台の軽キャンパーを紹介してきた。実はまだまだ2024年デビューの軽キャンパーはあり、姉妹誌『軽キャンパーfan』でも随時軽キャンパーの最新情報を追っているので、興味のある方は手に取っていただきたい。

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