日本RV協会が総務省と「災害時におけるキャンピングカーの提供に関する協定」を締結
日本RV協会(JRVA)が、総務省と「災害時におけるキャンピングカーの提供に関する協定」を締結。JRVAと国の行政機関との協定締結は初となる。
国の行政機関も注目する「その時」のための備えとしてのキャンピングカー
JRVAと総務省の間で11月20日に締結されたのは、「災害時におけるキャンピングカーの提供に関する協定」。その内容は、大規模災害時や防災訓練時のキャンピングカーの貸与に関するもの。これにより、大規模な災害が起きた際に、被災地に総務省が派遣する職員の宿泊場所としてキャンピングカーを活用し、より円滑な被災地支援を行なうことができるように。
全国各地の自治体とも連携強化
これまでもJRVAは、全国各地の自治体と「災害時におけるキャンピングカーの提供に関する協定」を締結し、災害発生時にスムーズな支援や被災地の復興サポートに、キャンピングカーを活用できるよう活動してきた。さらに、全国のキャンピングカーメーカーも独自に自治体と災害時の連携を行えるよう、協定を結ぶ動きも。
実際に今年1月に発生した能登半島地震では、全国の自治体から被災地に応援に集まった職員の宿泊場所として、キャンピングカーが活用され、その有用性を強く実感した人も多い。
直近でも、JRVAと石川県との協定締結が予定されており、今後もこのような防災、災害時の支援体制を全国に展開していくとのことだ。