相模原駅すぐ!防災・キャンピングカー・地元のお楽しみ、三拍子そろったイベントが開催中!
JR横浜線の相模原駅北側に広がる広場を会場に13日まで開催されているのが、「キャンピングカー×防災フェスタ2024 in相模原」。広いオープンエアの会場には、地元のキャンピングメーカーをはじめとした各メーカーによるキャンピングカーの展示はもちろん、防災について学べるブースやアトラクション、そして地元の相模原エリアのグルメやお店によるワークショップなど「1度で3つおいしい」イベントだ。
家族で楽しむクルマ、防災学習、地域の魅力!
「キャンピングカー×防災フェスタ2024 in相模原」では、ほかのキャンピングカーイベントと一味違い、「防災」にフォーカス。キャンピングカーイベントでは欠かせないキャンピングカーの展示にも、防災の観点が加えられている。そして、もう一つチェックしてほしいのが、地元や近隣エリアのキャンピングカーメーカーのモデルが見られること。じつは今回のイベントの開催地でもある神奈川県相模原市やその周辺には、キャンピングカーメーカーのショップが多数。もちろんキャンピングカーイベントらしく、軽キャンパーからフル装備のキャブコン、輸入車モデル、そしてキャンピングカーパーツまで幅広くキャンピングカーを見学できる。
さらにクルマ以外にもお楽しみポイントが。まずは、ファミリーで楽しく防災について学べるプログラムが用意されていること。そのうちの1つが防災クイズラリー。会場内を回って、防災に関するクイズに回答していくと、「防砂ーヒーロー認定証」を発行してもらえる。さらに、最新の消火器具を使った実際の火を消す消火体験もできるのだ。
また、地元相模原や近隣で人気のショップや、グルメも会場には登場。オギパンの丹沢あんぱんや、クルマのオイルフィルターを使ったガス缶カバー、手漉きで和紙を作る体験が楽しめるランランシェード作りのワークショップなども登場。大人から子供まで遊べるイベントなのだ。いままで知らなかった地元の魅力にも気づいちゃうかも?
いまや「防災グッズ」としても注目のキャンピングカー
今回のイベントは、「キャンピングカー✕防災」がひとつの大きなてテーマ。それもそのはず、最近キャンピングカーメーカーからよく聞くのが、「防災グッズ」としてキャンピングカーを考える人が増えているという話。それもそのはず。キャンピングカーは、地震や水害など、なにかあったそのときに、「動かせる家」として避難生活を送る拠点にできる装備を備えている。今回の会場でも、日本RV協会によるそんなキャンピングカーが有事に果たせる役割について学べるコーナーが設けられているので、ぜひ会場で立ち寄ってみてほしい。
そしてその流れで特に注目されているのが、キャンピングカーの「トイレ」。キャンピングカーをレジャー目的で使う際には、車内のトイレを使わないという層も、万が一の備えとしてトイレを備えておきたいという需要が高まっているようだ。それをうけて各社から、ウォーターレスで汚物を専用のフィルムで密閉するタイプのトイレが登場している。今回の会場でも、クルマと合わせて、トイレについてスタッフに確認している来場者の姿もよく見かけられた。
そしてトイレまでなくても、日常生活の足としての役割もこなして、そして簡易的に車内で過ごせる(寝られる)モデルにも関心が高いよう。普段から使うクルマを、車中泊できるようなクルマにしようという、まるで食品のローリングストックのような考え方だ。
もちろん万が一の有事だけがキャンピングカーの活躍の舞台ではなく、日常から余暇、レジャー、趣味とマルチに相棒になってれるのが魅力。防災について楽しく学べ、お腹も家族も満足できるこのイベントで、ぜひそのキャンピングカーのポテンシャルの高さを体感してほしい。