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エアコン、リチウム、アルミパネル採用で、全長4850mm。ナッツRVの新型キャンピングカーは次世代へ!

さらにコンパクトになった、ナッツRVの最新キャンピングカー

横浜キャンピングカーショー2024で発表されたこのアレッタは、ナッツRVが手がける新しいスタイルのキャンピングカー。何が新しいかといえば、車体サイズが小型であること。一般的な駐車枠に収まる、幅1950mm長さ4850mmの大きさに抑えられている点だ。これは、ナッツRVが2023年に発売した万能モデルであるジープニー(同社の普及型キャンピングカーでサイズは1960x4990mm)よりもさらに小さい車体サイズなのである!

2024年9月14日に発表されたアレッタシリーズ。オーバーハングを切り詰めたコンパクトな車体サイズだ

長大=フラッグシップにあらず! コンパクトなフラッグシップモデル登場!

これまでのキャンピングカー作りの方程式で言えば、小型のキャンピングカーといえば大型のハイエンドモデルに対し、コンパクトなサイズは入門者や万人に使い勝手に合わせ安価な普及型として…と無難な手法?を取るのが一般的だったが、このアレッタは違う。

ボディを新設計し、リアエントランス(出入り口)モデルもラインナップ
最後部にキッチンとエアコンが備わる。写真はアレッタRE

電装システムはハイパーエボリューション3かエボライトが選択可能

このサイズでハイエンドモデル同等の装備を持つキャンピングカーなのだ。
ナッツRVの説明によれば、2023年に発売を開始したコンパクトサイズのジープニーに対するコンパクトで使いやすいサイズのキャンピングカー に、装備を充実させたい……という市場からのニーズに応えたカタチだという。キャンピングカー装備を稼働させるための電装システムは、リチウムイオンバッテリー最大600Ah&急速充電システムを搭載する「ハイパーエボリューション3」と走行昇圧充電システムCTEKを採用する「エボライト」が選べるほか、既存のフラッグシップモデルであるクレアには存在しなかったディーゼルエンジンとガソリンエンジン(エボライト仕様のみ)も選べる点も注目だ。

アレッタのボディは、完全新設計のアルミボデイ!

 こうした背景から生まれたアレッタは、一般的な駐車場に収まる2x5mのサイズはそのままで、リチウムイオンバッテリーや、走行充電システムを搭載することで、車内で家電品を過不足なく使えるようにしたほか、内装レイアウトも3使い勝手に合わせてパターンもラインナップ。高断熱仕様のアルミパネルを採用するボディもなんと新設計だ。

高剛性高断熱のアルミコンポジットパネルを採用したボディパネルは、全てが新設計。オーバーハング部をコンパクトにしたほか、バンク部分の造詣も新デザインを採用している

写真はオプションのフェイスパネル、エアロバンパー装着車

同社のフラッグシップモデルであるクレアのオーバーハングを短縮し全長を切り詰めれば、製造の手間もコストも圧縮できそうなものだが、シェル(キャンピングカーの居室部分)は全くの設計だというから恐れ入る。

アレッタの室内は、3パターン

後部に2段ベッドを採用するアレッタタイプWアレッタタイプXリアに出入り口を設けたタイプRE家庭用ルームエアコンがストレスなく使用できる室内。ほか、電子レンジや冷蔵庫、FFヒーターなど、衣食住に必要なものは全て装備!

 日本最大級のキャンピングカー製造販売メーカーであるナッツRVが、本気になって作り上げたこのアレッタ。エクステリアの車名グラフィックには「NEXT GENERATION CAMPINGCAR」のキャッチコピーとある。このアレッタ(イタリア語で小さな翼の意)は、キャンピングカーの新世代へ羽ばたいていくことだろう。

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