安全装備を拡充し、新型日産NV200バネットマルチベッド登場!
6月に一足早く改良された日産キャラバンに続き、2024年7月19日に日産NV200バネットにも改良型が登場。コンパクトな車格(全長4400mm、全幅1695mm、全高1855mm)と1600ccのエンジン、CVTの滑らかな走り心地で普段使いからアウトドアまでマルチに使えるNV200バネット。その室内に2名が休憩できるベッドを搭載したNV200バネットマルチベッドも2024年モデルが登場した。
全国の日産ディーラーで買えるNV200バネット車中泊仕様「NV200バネット マルチベッド」とは
脱着式テーブルや豊富なオプションで自分だけの基地のような楽しみがある(写真は2023年までのモデル)
NV200バネットマルチベッドは、取り回しやすさが身上のNV200バネットのバン&ワゴンに設定された車中泊車。2名が休憩できる展開可能なベッドや豊富なオプションによって、車中泊旅やオートキャンプ、釣りやサイクリングなどなど、”趣味の相棒”としてその名のとおりマルチな使い方ができる人気の「グレード』だ。そう、NV200バネットマルチベッドは、ベッドや装備を別途購入するキットではなく、全国の日産ディーラーで購入できるメーカーメイドモデル。保証や修理対応も全国の日産ディーラーで対応可能と、この辺も人気の理由なのかもしれない。
NV200バネットの最新型はここが変わった!
新型NV200の主な改良点は、法規に対応した各種安全運転支援装置(踏み間違い衝突防止アシスト、インテリジェントDA{ふらつき警報}、タイヤアングルガイド)に加え、7インチのTFT液晶を採用したメーターデザインの変更、それに伴ったステアリング形状の変更&スイッチの追加などである。
低速時に進行方向に障害物があった場合、アクセルとブレーキの操作の誤りに警告を発しブレーキをかける踏み間違い衝突防止アシスト、ドライバーのハンドル操作から注意力が低下していると判断したとき、音と表示でドライバーに休憩を促すインテリジェントDA、現在のセレクトレバー位置と前輪タイヤの向きで自車が進む方向を表示するタイヤアングルガイドなどの各種安全運転支援装置を新採用。ソナーが前後に4つずつ備わることで、これを可能にしているステアリング形状も変更。ステアリングスイッチも備わり、オーディオやメーター表示を操作できるようになった。またメーターのTFT液晶がこれまでの3.5インチから7インチへ変更。より多くの情報を表示できるようになり、視認性も向上
NV200バネットマルチベッドも同時に2024年モデルに!
もちろんこれらの改良はNV200バネットマルチベッドにも適用される。いち早くこうした改良が施されるのも、メーカーメイドモデルだからこそで、さらに安全に車中泊旅を楽しめるようになっている。オプション装備については、パイプラック部の保護クッションカラーがブラックへと変更になった程度で大きな変更はない。
オプションのボードアタッチメント。サーフボードや長物を頭上に収納する便利な装備オプションのツインアタッチメント。5本まで釣り竿を収納できるロッドホルダーと、ボードアタッチメントの両方を搭載できるオプションのバックドアタープ。水濡れに強い撥水生地なので多少の雨にも強い