お知らせ

洗練されたデザインと機能性、ヨーロッパで高評価のキャンピングカー「ゼフィーロ285TL」

イタリア・ローラーチームのキャンピングカー「ゼフィーロ285TL」。洗練された内装と使い勝手の良いレイアウトが特徴だ。2024年7月20日(土)〜7月21日(月)に東京都のビッグサイトで開催される東京キャンピングカーショーにも出展予定の1台を紹介。

年間生産台数約3万台!ヨーロッパ最大級の企業グループに属するローラーチーム

ローラーチーム公式instagramより

ローラーチームはフランスのキャンピングカーメーカー「トリガノ」のグループに属しており、2001年にイタリアのトスカーナで設立された。トリガノは2021年にグループ全体で28,000台を生産、ヨーロッパ市場の18%を占める巨大複合メーカーで、ローラーチームのキャンピングカーもヨーロッパ、北米、アジアなど世界に輸出されている。

クロノス、ゼフィーロなどのキャブコン・フルコンモデルと、バンタイプのリビングストンなど複数のブランドを持ち、フジカーズジャパンが正規代理店としてゼフィーロなどを国内導入している。

世界基準のインテリアと機能性

日本仕様として右ハンドルになっているゼフィーロ285TL

そんな世界に通用する1台であるゼフィーロとはどんなキャンピングカーなのか?

まず外観から見ていくと、フィアットデュカトをベースにしたキャブコンだが、運転席の上にあるバンクの張り出しがほとんどない。これは欧州で積極的に取り入れられているセミインテグレーテッドというスタイルで、空気抵抗が少なく走りには好影響。ボディはローラーチーム独自のテクノロジー「ExPS EVO」で作られ、PVCやFRPの多層構造により軽量で断熱性が高く、耐衝撃性も向上している。

セミインテグレーテッドスタイルの恩恵により、ルーフには採光窓が設けられ、リビング部分は明るく広々。フロントシートの回転機構、L字のソファに加え、単座のソファが1つあるのが効果的で、体格の大きな海外の人でもしっかり5人くつろげるスペースを確保している。

しかしバンクベッドがない分、就寝人数が減ってしまうのでは?と思うかもしれない。そこで用意されているのが電動プルダウンベッドだ。よく見ると上の写真の左右の収納庫の下に、上下にレールが走っているのがわかるだろうか?この収納庫ごと、ルーフからベッドがプルダウンできる。

プルダウンベッドを運転席側から
こちらはプルダウンベッドをリアから見たところ

以前はプルダウンベッドはフルコンバージョンと呼ばれる最高級モデルにしかついていない装備だったが、近年はセミインテグレーテッドモデルのキャブコンにも採用されるようになった。これでスリムなバンクでも就寝人数を確保できるというわけ。このベッドで2人が就寝できる。

ふたたびリビングに戻って、室内を見てみよう。インテリアはモノトーンでまとめられ、シックで機能的なデザインだ。2001年スタートと比較的新しいブランドでもあるため、機能的で若々しいイメージをポイントで使われたシルバーづかいで強調している。

リアのベッドルームは左右に大きな窓を備え、ツインタイプとなっている。真ん中にマットを追加してフルベッドにすることもでき、その場合は最大3人が寝られる
車内の中央にあるサニタリールーム。シャワールームとトイレが壁で仕切れるようになっている。標準装備で温水シャワーキットがついており、実用性は十分

リアのベッドはハイマウントタイプになっており、下はまるまる外部からアクセスできる収納庫になっている。自転車なども積み込める大型の収納庫なので、本格的な長期旅でも荷物の置き場に困らない。洗練させたインテリアの車内で優雅に過ごせるように、スペースを工夫し機能的なギミックが随所に施されており、この効率の良い作り込みが欧州でも評価されている。

ゼフィーロ285TLの価格は1507万円から。実物が見たい人は7月20日〜21日の東京キャンピングカーショーに足を運んでみよう。

投稿日:
カテゴリー: お知らせ
企業情報
お問い合わせ