車中泊仕様も充実!日産キャラバンが新色をまとって登場!
仕様向上されたキャラバンは、6月14日より発売開始!
日産はキャラバンの仕様を一部向上し、6月14日より発売を開始した。キャラバンはキャンピングカーやトランスポーターのベース車になる豊富なサイズとバリエーションをラインナップしており、車中泊、キャンピングカーユーザーにとってはベース車の有力候補となるクルマだ。都市部でも扱いやすい4ナンバー小型貨物のバン/ロングボディ/標準幅/標準ルーフを筆頭に、多彩なニーズと幅広い高い方に対応する3つのボディタイプがあり、それぞれのボディに合わせた最適なパワートレインを搭載している。
3つのボディタイプのうちスーパーロングボディ/標準幅/ハイルーフ車(ボディカラーはステルスグレー)。このボディタイプはライバルのハイエースにはない設定で、幅を抑えて取り回しを良くしつつ、室内空間にはゆとりを持たせた
今回の仕様変更でまず目を引くのが新色のグリーンパールメタリック塗色だが、そのほかにも、各種法規に適合させるほか、「インテリジェントルームミラー」が、通常ミラーモードで使う際にも後方の画像をミラー左側に映し出すよう変更を受けたことで、後方の状況をより確認しやすくなった。
カメラモードをキャンセルしても、左側に映像を映し出せるよう仕様を変更!
ディープフォレスト(PM=パールメタリック)のほかにも、パール塗装のディープオーシャンブルー(P=パール)というボディカラーも新たに設定されている。この2つの特別塗装色は、スクラッチシールド(『ボディに軟質樹脂を配合したクリヤー塗装を施すことで、洗車によるすり傷、日常使用での引っかき傷を、時間の経過とともに復元する世界初の塗装』)をコート。通常のクリア塗料よりも傷がつきにくいため、水はじきやツヤ、光沢も持続するのがポイントだ。
新色のディープオーシャンブルー(P)
キャラバンマルチベッドも新型に対応
これらキャラバンの改良に伴い、日産モータースポーツ&カスタマイズが手がける車中泊仕様車「キャラバン マルチベッド」と「キャラバン トランスポーター」も同様の変更を受け、エクステリアカラーの新色が選べるようになっただけではなく、メーカーオプションもブラッシュアップされた。
キャラバン マルチベッドは、キャラバンのバンロングボディ標準幅標準ルーフをベースにした車中泊仕様。グレードはプレミアムGXもしくはGRANDプレミアムGXとなり、セカンドシートより後ろにオグショー製のベッドキットが装着され、フロアがフラット加工された状態で、全国の日産ディーラーで販売されている。
また、キャラバン トランスポーターは強度と耐久性に優れた材質でフロアを平面加工し、お好みでベッドシステムも追加できる。
キャラバンマルチベッド (テーブル付車)
キャラバントランスポーター(ベッドシステム付車)も新型に対応
キャラバン マルチベッドとトランスポーターのオプションは機能性パーツ中心のラインナップへと整理され、フロアマット、ネックパット、シートバックカバー、オリジナルクッションが削除。ツインアタッチメント、ボードアタッチメント、バックドアテント、バックドアタープのファブリックが新カラーとなった。
キャラバン MYROOMの新色対応は?
一方、日産自動車が提案する「新しい車中泊の形」キャラバンMYROOMはどうかというと、もともとキャラバンMYROOMの特別仕様車「ローンチエディション」には専用色のサンドベージュ/ホワイト2トーン、特別塗装色のピュアホワイトパール、ステルスグレー、ミッドナイトブラックが設定されていた。すでにローンチエディションは注文受付が終わっており、以降の販売でどうなるかは続報待ちだ。