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ボタンひとつでイスがベッドに早変わり&開閉自在のドアで広々マルチルーム!大切な人との旅に寄り添うホワイトハウスの「ヴェローナ」を解説!

ホワイトハウスがフィアット・デュカトをベースに作り込んだキャンピングカー第1弾がこの「ヴェローナ」。「ロミオとジュリエット」の舞台となった北イタリアの都市の名前を名付けられたまさに優雅な印象の1台。しかしその使い勝手は合理的で工夫が満載。そしてホワイトハウスが考える「日本人が使いやすいデュカト」の追求も必見。

他にはない独自のギミックが盛りだくさん

ヴェローナは後ろ向きに回転させたフロントシートとセカンドシートによる4人がくつろげる常設のダイネット、常設2段ベッドにダイネットを展開して作る2人分の広さのベッド、そしてキッチン、マルチルーム、収納と、必要な装備はしっかり備えた安心のレイアウトの1台。電子レンジや冷蔵庫など必要なものが一通り標準で付いてくるのもありがたい。しかもその使い勝手が一味違うのが、このヴェローナのすごいところ。

調理スペースも広いキッチン。開ければ扉がちょっとした物置きになる収納は、調理中に便利
キッチン下にあたる部分には、スライドドアを開けなくても、車外車内で物をやりとりできるように工夫されている

業界初採用の電動展開式ベッドとアイデア満載のマルチルーム

まず知ってほしいのが、ダイネットを展開して作るベッド。このパターンで多いのが、座席を倒したり、背もたれや予備のクッションをうまく組み合わせてベッドを作る方式。しかしこのヴェローナではその手間は一切不要。電動式のベッドなので、テーブルを畳んだらボタン一つでダイネットがベッドへと早変わりする。
基本は2人旅をイメージして作られているモデルということで、常設の2段ベッドを使うユーザーが多いと思うが、何かのときに使うもう1つのベッドが簡単に使える作りであれば、他の家族などそのときに応じて旅の仲間を増やすのも歓迎できる余裕が生まれるというもの。

フロントシートの回転機構を生かせば、最大4人がくつろげるダイネットスペース。フロントシートを使わなくても2人であればセカンドシートをソファのように使って十分過ごせる

ダイネットをベッドにする際には、テーブルをたたむが、これもスムーズにたためるようになっている
テーブルをたたんだあとは、ボタン操作のみで座席が倒れ、背面に収納されたベッドマットが出てくる仕組みになっている

あっという間にダイネットがベッドに。サイズは1800×1010mm

そしてもう一つ特徴的なのが、マルチルームのスペース。これが今までに見たことのない空間の使い方となっている。マルチルームがあるのは車両後部なのだが、向かい側は2段ベッド。その間には通路も。思ったよりスペースがない部分なのだ。でもシャワーやトイレ、洗面台がそろうマルチルーム、できれば広々使いたい、ということで、扉の開き方を工夫して、通路部分も必要に応じて、マルチルームに取り込めるようにしたのだ。

リヤから車内を見ると、左側に2段ベッド、通路を挟んでマルチルームがある

通路を確保した状態で、マルチルームのドアを閉めた様子
居室側にドアを動かし、通路部分をマルチルームと一体とした様子
マルチルームのリヤ側の扉を閉めた様子

そしてマルチルームに装備されるトイレにも注目。トイレのその後の処理や処分に二の足を踏んで、トイレを使用しないという声も聞くキャンピングカーのトイレ事情。このヴェローナにはその汚物の処理を格段に楽にするウォーターレスのトイレ「クレサナ」が装備される。汚物を特殊なフィルムで密閉するので、ニオイもなく、ゴミとして処分が可能に。

車内での時間をより優雅にしてくれるインテリアコーディネート

インテリアも白を基調にした明るい室内ながら、革巻き風と木目でコーディネートされた上質な雰囲気。そのなかでも特に見てほしいのが、収納のデザイン。車両のリヤゲートを開けたところ、マルチルーム裏に設置されたのは、旅行かばん風の扉で装飾された収納。それと調和するように、2段ベッド下には積んだ荷物が飛び出さないように、小物入れも兼ねるベルトが。それ以外にも、車内随所に同じデザインのさりげない装飾が施されている。

白とベージュのハーモニーと間接照明を随所に配置した室内は柔らかく落ち着ける空間

リヤ側の大きな収納ボックスは旅行かばん風の扉デザイン
ベッド下の荷物飛び出し防止のベルト

オリジナルの「ホワイトラインテクノロジー」で日本人でも輸入車を使いやすく

このヴェローナを含め、ホワイトハウスの販売するフィアット・デュカトベースのモデルにはホワイトハウス独自の「ホワイトラインテクノロジー」が使われている。これは、ヨーロッパからやってきたフィアット・デュカトを、使い手の体格やクルマを取り巻く状況が違う日本でも、より使いやすくするためのアイデアが詰まったもの。

クルマに合わせたスライドドアの開き具合の調整や、日本人の体格に合わせたフロントシートの高さの調整、重いスライドドアをより操作しやすくするためのレバーなど1つ1つは細かいことなのだが、それがクルマを自然に違和感なく使えることに繋がる。むしろこれがないと不便さや使いづらさを感じるほど。まさにかゆいところに手が届くテクノロジーなのだ。こちらも随時進化中。クルマと合わせて注目したいポイントだ。

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