4人就寝可能!軽トラがベースで車内が抜群に広いキャンピングカー
コンパクトキャンピングカーの第一人者・エートゥゼットが発表した軽キャンパー「ACE-C(エースC)」。小さいボディを扱わせたらピカイチなメーカーの手によって、軽トラとは思えない広々空間を持つ1台が生まれた。
3面窓とホワイト基調の内装が生み出す圧倒的広々感
エースCは軽自動車をベースとする「軽キャンパー」のなかでも、軽トラックをベースに、シェルを架装して作る「軽キャブコン」のジャンルに入る。車両サイズも3700×1810×2530mmと、軽自動車サイズの枠である3400×1480×2000mmを超えるので、ナンバーも黄色ではなく白の8。つまり軽キャンパーの中ではかなり大きな方になる。
それを踏まえても室内が広い。実際以上に広く感じるのは、3方に開けた窓と、清潔感ある内装カラー、そして家具をすべて壁に寄せたからだという。さすが大ヒットしたコンパクトキャブコン「アミティ」を生んだメーカーだけあって、小さいボディに対するノウハウが詰まっている。窓は3つとも開放可能なアクリル2重窓なので、室内の通気性もばっちり。
収納は頭上に用意。3方に設けてあるのでかなり使いでがある。もし2人旅なら、バンクの部分も収納として使える。
クーラーはオプション設定だ
シートの下も収納として使える。電装パーツもここに搭載されている。
キッチンも軽キャンパーとは思えない本格サイズ。シンクのシャワーヘッドは引き出して屋外で使えるので、ペットの足を洗う時などに便利。容量49ℓの冷蔵庫もドアに近い部分にあり、車外からも使いやすい。
ベッドは二カ所。まずフロア部分がまるまるベッドとなり、これで大人2名が寝られる。冷蔵庫はこの状態でも使える位置なのが嬉しい。
もう1つのベッドはバンクベッド。寝るときに延長マットを手前側にセットする方式なので、普段は邪魔にならない。こちらでも大人2人が寝られる。
軽キャンパーというと簡易車中泊モデルが多いなか、ファミリーでの本格キャンプにも対応できるキャンピングカーだ。それでいて軽トラベースなので小回りもきき、大型キャンピングカーに比べると運転の負担が少ない。
安定した走りのために、スタビライザーやショックなど、多数のオプション品も用意されている。
このエースCはL字ソファタイプだが、兄弟車のACE-CBは対面テーブルタイプなので、好みで選びたい。