広大な荷物スペースと充実装備で、1年中快適なクルマ旅ができる！4人乗車、2人+子供1人就寝可能なデュカトベースのキャンピングカー

東京、埼玉、神奈川、千葉と関東を中心にキャンピングカーの販売を手掛けるキャンピングカー総合ディーラーの東和モータース販売。今回その東和モータース販売によるフィアットデュカトベースのキャンピングカー「スペランツァ」シリーズにフィアットL3H2をベースとしたモデルが3モデルラインナップされた。その中でもくつろげる快適な室内と機能性を両立したマルチユースなモデルがこの「スペランツァ600LM」だ。

変化多彩な機能的リヤベッド＋開放的なL字ソファでゆったり

東和モータース販売のフィアットデュカトをベースとしたモデル「スペランツァ」シリーズに、全長約6mのデュカトL3H2をベースとしたニューモデルが3タイプ追加された。そのうちの1つが今回紹介する「スペランツァ600LM」で、長さ3765㎜×幅1850㎜のフロアを持つ広大な室内空間と、大人が立って歩ける1900㎜の室内高を最大限に活用して、週末のレジャーから長期旅までストレスなく楽しめるデュカトバンコンに仕上がっている

車内のレイアウトは、室内前方にダイネットとキッチン、中央にマルチルーム、後部には1930×1440㎜のダブルベッドを配置したものになっている。いわゆるバンコンではスタンダードなレイアウトといえるが、デュカトの室内空間を生かして、ダイネットにあたるセカンドシートに、ゆったりと座れるL字ソファを採用したのが最大の特徴。このL字ソファの座面サイズは、縦側は1630×700㎜で、フロントシート後部部分は1770×560㎜。これだけの大きさであれば旅先でリラックスしてくつろげるのはもちろん、カウチソファのように座面で寝そべるのも可能。

さらに後部の荷室の広さも、スペランツァ600LMの大きなアドバンテージ。というのも今回同時に発表されたニューモデル、「スペランツァ600TM」と「スペランツァ600TI」はリヤのベッドがツインベッド仕様となっている。このベッドは固定式のため、ベッドのマットを外して荷室を拡張することができないが、スペランツァ600LMはベッドマットが外せるので、車両後部全体を荷室として使用できるのだ。これで大きなアウトドアグッズや高さのある荷物も余裕で積載できる。そしてこの広大な荷室と観音開きドアの組み合わせで、荷物の積み下ろしも快適。休日にアウトドアを楽しむアクティブなユーザーとの親和性も抜群。

充実した標準装備と大人数での利用も可能にするオプションにも注目

車内全体の雰囲気も、インテリアの随所に用いた間接照明と中央に配したL字ソファの恩恵で、明るく開放的。気になるキャンピングカーとしての装備も、エボライト急速走行充電システムを備えた400Ahリチウムバッテリーのほか、1500W正弦波インバーター、ルームエアコン、FFヒーター、電子レンジ、70ℓ冷蔵庫、電動スライドステップもすべて標準装備されており、開放的な居住空間と相まって１年中快適なクルマ旅を実現してくれる。

このスペランツァ600LM、オプションにも特徴がある。それが車両後部に電動昇降ベッドのオプション設定がされていること。これは昨年デビューしていた「スペランツァ540」のリヤダイネットに設定されていた作りと同じもので、横座りの対面ダイネットにプルダウンベッドの組み合わせとなる。ノーマル状態の場合就寝人数は大人2人+子供1人となっているが、このオプションを選択すると就寝人数は大人4人となり、乗車定員も7人となる。ツインダイネットとなるので大人数のファミリーユースにも完全対応。さまざまなライフスタイルにマッチするマルチパーパスなデユカトバンコンなのだ。

ベッド状態のままで1415×1330×870㎜の荷室を確保。写真のようにマットと仕切り板を外せばフロントシート後部まで荷室として使うことも可能だ車両後部の左右にはストレージボックスが完備されており、生活小物や衣類、キャンプ道具などを整理してすっきり収納できるリヤベッドのサイズは1930×1440㎜、上部高は940㎜。フロアからマット面の高さは940㎜でラダーを使って昇降する後部には575×200×260㎜の上部収納庫を左右２カ所ずつ備える。なおオプションのプルダウンベッドを選ぶと上部収納はなくなる特徴的なL字ソファは、大人数でテーブルを囲める縦1630×700㎜、キャブ後部1770×560㎜のゆったりサイズ。座面高は400㎜電源システムはシート下に集約。急速充電システム、400Ahリチウムバッテリー、1500Wインバーター、FFヒーターは標準装備フロントシート上部には、ABS成型樹脂のスリムな収納庫（1300×500×220㎜）がある。右サイドにも上部収納庫がセットされているキッチンには電子レンジやルームエアコン本体を装備する。天板サイズは535×440㎜で、スライド式補助調理台は400×300㎜L字ソファの後部に720×600×1720㎜のマルチルームを配置。オプションでトイレやシャワーキットを装着できる