全長5m未満なのにワイドボディで車内広々!2段ベッド装備で6人乗車、6人就寝を実現。
エートゥゼットが新たに提案するキャンピングカーのシリーズ「エース」シリーズ。ボンゴトラックをベース車にデビューしたのが「エースS」。以前タウンエーストラックをベースに製作されていた「アレン」の後継となるモデルだが、より一層居住性が高まってお披露目された。
アレンの系譜を継ぐワイドモデル誕生
エートゥゼットのキャブコン「エースS」は、同社で長年ラインナップされてきたタウンエーストラックをベースにシェル架装していたキャブコン、アレンの後継モデル。基本コンセプトは同じだが、こちらはボディ幅が拡大されている。その恩恵はダイネット部分の開放感やゆったり感に現れているのはもちろんだが、リヤ常設2段ベッドが大人でも寝られる長さとなったことが何よりうれしい。さらにバンクベッドも延長マット方式となった。その延長方法も簡単で、エントランス上部に補助バーをセットしてマットを載せるだけ。これでダイネットを展開しなくても、2段ベッドとバンクベッドのみで大人4人が無理なく就寝できるのだ。さらにダイネットを展開したベッドと合わせれば、6人の就寝が可能となり、ライトキャブコンの名車といわれる同社の「アミティ」とほぼ同じスペックに。初心者はもちろん、テントキャンパーのステップアップには最適な1台といえる。
引き出し延長マット形式でサンルーフは標準リヤ常設2段ベッドは上下段ともに窓を備える。アクリル2重タイプでシェードを内蔵。さらに上部にはオプションの車載用クーラー本体が設置可能ステップ側に冷蔵庫を配置したキッチン後部両サイドにバゲッジドアを装備