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新技術大量投入でデュカトベースのキャンピングカーが完全日本仕様に!ホワイトハウスの新作を先行公開

ホワイトハウスは世界基準で製造されているフィアット デュカトを日本国内の使用環境や日本人の体格に合わせて使いやすくするため、デュカト専用アイテム「ホワイトラインテクノロジー」を日本人ならではの目線で開発している。長年輸入車を扱い続けるなかで培った知見と、各国の自動車メーカーやサプライヤーに太いコネクションを持つ同社ならではの取り組みだ。ジャパンキャンピングカーショーで初披露されるパーツやコンセプトカーを先行公開する。

かゆいところに手が届く!! デュカトの利便性を向上する「ホワイトラインテクノロジー」

開発されたアイテムは、フロントシートの高さを5cm下げて足つきを改善した「ジャストライトシート」、スライドドア&バックドアのソフトクローザー機能やハーフドアストッパー、電動ステップ、開閉がスムーズなデュカト専用ポップアップルーフの「スカイアップ」など、かゆいところに手が届くものばかり。「さすがはホワイトハウス」の技術力で日本のデュカトをリードする。

日本人向けに見直し、シートの架台の高さを約5cm下げて足つき性を改善。併せてフロアを15cmかさ上げして段差を解消。純正のペダルタイプのレバーは、小さく力が入りづらい。テコの原理を応用したレバーで指1本でも開閉できるようにした。スライドドアの開閉に連動し自動で突出・格納して乗降を補助するワイド幅の電動ステップボード。足下を照らすLEDランプ付き。後席の窓に一枚ガラスを採用し、座り心地のいい3人がけシートと合わせてくつろぎの車内空間を演出。 車両側面の視認性も向上。車載クーラー「クールスター」のデュカト用が登場。キャブ上のオーバーヘッドコンソールに収まるサイズながら効率よく冷やせる。車載クーラー「クールスター」のデュカト用。Bピラーに配管を通し、室外機は床下に。純正スライドドアの可動域を必要な部分まで狭める機構を開発し、2列目から容易に開閉が可能にした 

2人乗りのデュカトを5人乗りに!! 広がる用途「クルーキャブ」

それら技術を惜しみなく投入して作られたのがジャパンキャンピングカーショー2024に出店される「クルーキャブ」だ。

クルーキャブは、デュカトの3つの車両タイプのうちL2H2とL3H2に設定されたまさに「日本仕様のデュカト」。ベースモデルは1ナンバーの2人乗りだが、本国のデュカト純正オプションに採用され、同社が日本独占契約を結ぶオランダ・スノーク社の「マルチファンクションクルーキャブキット」を取り付けて1ナンバー5人乗りに。その他、各種「ホワイトラインテクノロジー」、3点式ベルトを備えた3人がけシートや荷室とキャビンの隔壁、側面の視認性を高めるサイドガラス、トリムなどで構成される。ゆとりのキャビン空間と広い荷室は、車中泊はもちろんさまざまな用途に活用できる。

ホワイトハウス・クルーキャブ。ベース車両はデュカトL2H2、L3H2の2タイプ。純正シートと同じマテリアルを使ったスノークス純正3人がけシート。 欧米の安全基準をクリアし、3点式シートベルトとアームレスト、着座センサーが備わる。ワイドレック回転シートは、シートの回転軸を中心にすることで、純正比で13cm足下スペースが拡大。対面にした状態でフロントシートと後席が同じ高さになるように、フロアをかさ上げした。

ジャパンキャンピングカーショー2024で「クルーキャブ」実車をチェック

ホワイトハウスの深澤冬樹氏も「新基準のポップアップルーフなど、ホワイトハウスのブースにはみなさんがアッと驚くサプライズが盛りだくさん。ぜひご期待ください」と、ジャパンキャンピングカーショー2024での展示に自信をのぞかせた。

ジャパンキャンピングカーショー2024での展示に自信をのぞかせるホワイトハウスの深澤冬樹氏

そんなジャパンキャンピングカーショー2024は2024年2月2日(金)〜2月5日(月)に千葉県の幕張メッセで行われる。ホワイトハウスはもちろん、そのほか多数のキャンピングカービルダーや用品店が出展し、各社珠玉の車両とアイテムを展示する。ぜひ現地で実物を見てみよう!!

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