クーラーも付けられる!2人旅にちょうどいいコンパクトなキャンピングカー
キャンピングカー広島の人気コンパクトキャンピングカー「ポップ・コン キャンパーR」。コンパクトなNV200バネットをベースに、ポップアップルーフをつけることで大人2人+子供2人就寝OKなファミリーモデルだ。このたび兄弟車として「ポップ・コン キャンパーR ジュニア」が登場。どう変わったのか?
より手軽で身近な存在になり、クーラーオプション登場でぐっと便利に
これまでのポップ・コンキャンパーRはポップアップルーフをつけることで、停車中のくつろぎタイムの広々空間の創出と就寝人数増加を達成していたが、今回登場した「ジュニア」ではポップアップルーフを廃止。
就寝スペースが大人2人までのフロアベッドのみとなったが、かわりに納期の短縮とお手頃価格をゲットした。
こちらが車内レイアウト。セカンドシートは前向きに後ろ向きにもなるREVOシートを採用し、車両後部にキッチンスペースとソファを置いてくつろぎスペースとしている。
これがくつろぎスペース時のレイアウト。新たにオプション設定されたDC12クーラーはキッチン部の上に設置されている。
DC12Vクーラーには人気のクールスターを採用している。夏場の車中泊やペット連れの旅には欠かせないものとなりつつあり、オプションが設定されたのはとてもありがたい。
キッチンは独特の作りをしていて、使用しない時は下げてベッドマットの土台となっている。使うときはマットを外してキッチンユニットを引き上げ、左手側の跳ね上げ式調理台をセットするとできあがり!
シンクの下に見えている2つのタンクは5ℓの給水タンク×2。持ち運びを考えて小さいものを2つにしてある。排水タンクは10ℓが2つで、調理台の横に置かれている。
キッチンと反対側に置かれていたソファの下は各種電装品のスペースとして活用。オプションでクーラーをつける際には200Ahのリチウムバッテリーやソーラーパネルからの充電を可能にするソーラーチャージャーなど複数電装パーツを組み合わせるが、このスペース内にうまく納めている。
車両左手後方、ソファのあたりに小物入れと各種電源、デジタル電圧計、リチウムバッテリーの残量や充電状態の表示パネルなどを集約して配置。使い勝手が良い。
セカンドシートのREVOはホールド性が良い成形タイプ。乗車時は体にフィットする面が
ベッドにする際はシートのフラットな面がオモテに来るようにできている。下げたキッチンと後部の座面を使って大人2人分のベッドとなる。
NV200ベースのコンパクト車中泊仕様。手軽さと充実装備のバランスが良い1台だ。