シェードの新たな選択肢に?ボタン1つで目隠しできる、後付可能な「エレクトロニック シェード」
車中泊やクルマ旅で工夫しなければならないポイントの1つが、外部からの視線のコントロール。カーテンを取り付けたり、クルマの窓の形に合わせたシェードを使う場合が多い。そんななか東京オートサロンの会場で、面白い窓を発見。なんとスイッチ1つで目隠しができるのだ。
オグショー「エレクトロニック シェード」
日産サービスセンターブースに展示されていたコンセプトカー「NISSAN CARAVAN ES TX SEMI GLOSS Edition」。外装のマットなブラックも目を引いたが注目は窓。このクルマのバックドアの大きな窓に加え、クォーター窓には不思議なシェードが取り付けられていたのだ。一見通常の窓と変わらず外が見えるようになっているが、外からの視線をさえぎりたいときには白く白濁する。これがスイッチひとつで切り替えられるので、便利なことこの上ない。さらに白濁した状態の窓に車内からプロジェクターで画像を投影すると、車外でスクリーンに写したような鮮明な画像を楽しむことができるのだ。
透過時。若干白っぽく見える
遮蔽時。白くなり、外が見えない。外からもスモークがかかった状態となる
遮蔽時には車内からプロジェクターで投影することもできる
現在はセレナのオプションとして実装されているが、今後キャラバンにも実際に装備されていく予定とのこと。車中泊の心強い味方に新たな選択肢になるのでは?と今後も注目していきたい。