青函フェリーで新造船「はやぶさⅢ」就航記念割実施
青函フェリーの新造船「はやぶさIII(スリー)」の就航が決定。それを記念し、就航記念割を実施する。
はやぶさⅢ
「はやぶさIII」は、現在運行されている300名定員の「はやぶさⅡ」と同型となる船。「はやぶさIII」の就航で、青函フェリーの運行数は、往復で1日16便運行となる。これは青森〜函館航路最多だ。
船としての特徴は、揺れが少なく、省エネであること。従来の船と比べ船首の形を変えたことで波の抵抗を低減。船尾船底の構造なども大幅に見直され、荒れがちな津軽海峡の波による揺れを抑える構造となっている。そして推進部のスクリューやエンジンにも工夫が。最大出力時の燃料効率が現在運航中のフェリーより5%程度向上。合わせて客室に伝わるエンジン音も軽減されている。
船内のデザインにもこだわりが。2023年4月に就航した「はやぶさII」の船内デザインコンセプトが函館市にゆかりのあるモノ。それに比べ、今回就航する「はやぶさIII」は、青森市にゆかりのあるモノ(刺し子やりんごの木など)をグラフィック化したデザインとし、空間のオリジナリティを演出。青森~函館を結ぶ青函フェリーのイメージも表現されている。
「はやぶさIII」の営業航海は、函館発の初便が1月20日(土)函館発10便(14:35函館発→18:25青森着)。青森発の初便は同じく1月20日(土)の青森発13便(20:30青森発 →00:20函館着)となる。
わいは!いいじゃ~「はやぶさIII」割
「はやぶさIII」就航を記念してWEB予約限定の割引運賃を実施。価格は5m未満の車両+ドライバー1名で1万1300円と定価の約35%引。6m未満の車両+ドライバー1名でも1万3300円と定価の約30%引となっている。そのほか同乗の料金も安くなっている。期間は2月1日(木)出航便から3月31日(日)出航便まで。数量限定で各便先着の割引商品となる。