世界遺産「熊野古道」を歩いて知れる。語り部と歩くリレーウォークが開催
2024年に世界遺産登録20周年を迎える「熊野古道」。古くから神々が住まう聖地として知られてきた。今回その熊野に詣でる旅路の1つ「紀伊路」を語り部と歩くリレーウォークが開催される。
熊野古道リレーウォーク
今回開催されるリレーウォークは、大阪天満橋をスタートし「紀伊路」を8回に分けて歩く行程となっている。熊野古道にはいくつかのルートがあるが、古より多くの旅人がこの「紀伊路」から「中辺路」を経て、熊野三山を目指してたといわれる。
今回のイベントでは、全ての回に参加するとすべての行程を歩き通すこともでき、好きな回へのスポット参加も可能。集合場所と解散場所はそれぞれ鉄道の駅から駅というルートで設定されているので、解散後の移動もスムーズ。さらにいっしょに語り部のガイドが歩いてくれるので、より深く知識を深めながら歩くことができる。
また、このリレーウォークの開催に先立ち、12月9日には出立式と淀川下りも行われる。これは平安時代の熊野御幸を再現したもので、出立式を京都伏見区の城南宮で行い、枚方からリレーウォークの出発地である大阪天満橋まで淀川を下るイベントだ。
一度は歩いてみたい熊野古道をガイド付き、白装束をまとい歩くことのできるまたとないチャンス。クルマ旅とうまく組み合わせて、古の人々に思いを馳せてみる旅はいかがだろうか。