関西の超穴場!知らないなんてもったいない。香美町のススメ
兵庫県の日本海側、大阪、神戸からクルマで2時間半。中国山地に囲まれた自然豊かな町が香美町(かみちょう)。いまキャンピングカーの聖地へと町を挙げて盛り上がっている。それもそのはず。町内には海、山、川がそろい、それぞれのエリアで違った魅力を感じられる上に、グルメもアクティビティも豊富。キャンピングカーで訪ねてゆっくり過ごすのにもってこいのエリアなのだ。
町内にRVパークが4カ所! キャンピングカー大歓迎の町
この香美町、オートキャンパー的にまず伝えたいのが、町内にRVパークが4カ所あるということ。しかもそれぞれのRVパークが町内の違うエリアにあるので、海・山・川、その時の気分や希望に合わせてチョイスできる。そもそも商工会の青年部の働きかけでキャンピングカーの聖地へというムーブメントが始まったこの町。地元の人もとてもキャンピングカーウェルカムな雰囲気。
■RVパーク カフェ宿 夕香楼しょう和:https://www.yuukarou-showa.com/rv
■RVパーク 宙の森ホテル花郷里:http://soranomori.site/rvpark.html
■RVパーク香美の隠れ家ときめき矢田川ヴィレッジ:https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/732.html
■RVパークハチ北:https://hachikita.jp/rv-park/
町内にはクルマ旅には欠かせない温泉も豊富で、やっぱり気になる道の駅も3カ所。直売所も併設されているので、地元の食材にも触れられる。キャンピングカーでの旅に必要なものが全てそろっているすごい町なのだ。
■ふれあい温泉 おじろん:http://ojiron.jp
山陰海岸ジオパークを感じられるアクテビティで旅育にもぴったり
旅を通じて家族で様々な体験や経験をして、子供の成長にプラスの効果をと今注目されている「旅育」という考え方。キャンピングカーを家族で楽しんでいる人の中にも、そういった思いでクルマ旅をしている人もいるのでは。
そんな家族にもオススメできるのが、香美町。香美町全体が、山陰海岸ジオパークのエリアとなっていて、その特徴的な地形などを実際に観察することができる。香美町の香住エリアには「香美町立ジオパークと海の文化館」があり、日本列島の成り立ちや香美町内のジオスポットなどを知ることができる。さらに「かすみ海上 GEO TAXI」や「かすみジオカヤック」では、その変化に富んだ海岸線の地形や地質を間近に観察することができるのだ。小学校高学年以上であればチャレンジでき、静かな湾内で練習してからガイドといっしょにこぎ出すので初めてでも安心。なお、さらにこちらではSUPも楽しめる。長期滞在してSUPの特訓をするのもオススメだ。
■香美町立ジオパークと海の文化館:https://geo-umibun.jp
■かすみ海上GEOTAXI:https://kasumi-geo-taxi.com
■かすみジオカヤック:https://kasumigeokayak.wixsite.com/kgkc
ほかにも、土木遺産に認定されている「旧余部鉄橋」が保存され、見学できるようになっている余部鉄橋「空の駅」(道の駅あまるべに併設)や、酒蔵見学ができる「香住鶴」など学びのスポットも豊富。町内には棚田や星空を観察できるスポットもあり、ドライブするだけでも観察眼が養われそうだ。
■余部鉄橋「空の駅」:http://michinoeki-amarube.com
■香住鶴:https://www.fukuchiya.co.jp
豊かな自然が育む海山川のグルメが全部楽しめる!
大きな旅の楽しみがグルメ。香美町のグルメのすごいところは、海山川のグルメ全部が味わえること。海のグルメとしては冬場のカニが有名ではあるが、夏の時期のイカもオススメ。町内にはそんなグルメを気軽に食べられるお店もあり、さらに地元価格で新鮮な魚介類を買えるお店も。
■海鮮マーケット 海の蔵:https://www.kurahei.co.jp/shop
■中華料理 白龍:https://r.goope.jp/kanimisoman
香美町の真ん中を流れる清流矢田川ではアユを、そしてもう一つ外せないのが但馬牛。ここ香美町は但馬牛の原産地なのだ。そしてとろけるのに、肉の味を感じられる但馬牛は一度食べたら忘れられない。アユは道の駅あゆの里矢田川で、但馬牛は町内の飲食店で食べられるほか、道の駅村岡ファームガーデンでは生肉や但馬牛を使用したコロッケの販売もしている。
■道の駅あゆの里矢田川:https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/19464
■道の駅村岡ファームガーデン:https://www.farm-garden.jp
1泊2日じゃもったいない。もう一つのふるさとのように過ごしたい
リラックスも学びもグルメも盛りだくさんの香美町。1日ではとてもその魅力を味わいきれない。そして香美町には今回紹介した以外にも魅力のある場所がたくさんある。アクティブ派の人には毎年トレイルランニングの大会が開かれるハチ北高原エリアもオススメだし、「日本で最も美しい村」連合から兵庫県で初めての認定を受けた小代地区もある。最近では若い人による新たなスポットが生まれていて活気がある。
なのでぜひ町内のRVパークを活用しながら、長期での滞在がオススメだ。有名な観光地のようににぎやかではなく、ゆったりとした時間が流れているので、まるで田舎に帰った気分になれる。テレワークをしながらの滞在にももってこいなのだ。
また、香美町ではその魅力を遠方でも楽しめるよう、ふるさと納税に力を入れている。今回記事の中で紹介した「白龍」のかにみそまん、かにみそ担々麺もふるさと納税で手に入れることができるのだ。ぜひこちらもチェックしてみてほしい。
香美町ふるさと納税紹介サイト:https://www.town.mikata-kami.lg.jp/www/contents/1209726411578/index.html
・ふるさとチョイス:https://www.furusato-tax.jp/city/product/28585
・ふるなび:https://furunavi.jp/Municipal/Product/Search?municipalid=1196
香美町観光ナビ:https://www.kami-tourism.com