【快適車中泊のための電装品紹介Vol.5】薄型リチウムバッテリーの開発で空間効率最高&独自充電システム「ケイワークス」
車内生活を快適にするポータブル電源は日々進化しており、選ぶのが迷うほど多種多様。そこで本誌が注目する厳選アイテムを紹介。併せてポータブル冷蔵庫やソーラーパネル、各社がお薦めする電装システムの詳細もお伝えしていく。
リチウムサブバッテリーシステム MEVIUS SYSTEM 2
メビウスシステムは、走行充電、外部充電、ソーラーパネルからの充電などを統合し、リチウムイオンバッテリーに対し最適で最大の充電能力を持つのが特徴だ。
システムとしてさまざまな構成ができるが、ソーラーパネルは最大310W、リチウムイオンサブバッテリーには最大300Ahが設定できる。この場合の能力は目安としては500W/1hのスポットクーラーではバッテリー容量310Ahで5〜6時間、510Ahになると8時間以上駆動可能だ。
従来のバッテリーとサイズ感が同等で、それまでの配線類もそのまま置き換え可能なシステムというのも最大の特徴だ。
概念図として描くとこのようになり、充電能力が高められているのがわかる。リチウムイオンならではの急速充電が可能になるのだ
システムのサイズがコンパクトなため、既存の鉛電池でのサブバッテリーシステムからの変更も想像以上に簡単だ
スペック
サイズ:305×165×215㎜(100Ah)/395×260×105㎜(100Ah薄型)/560×280×126㎜(172Ah薄型)
重量:13.6kg(100Ah)/15㎏(100Ah薄型)/22.5kg(172Ah薄型)
充電電圧:14.6V±0.1V 充電自動停止電圧:10V
充電電流:50A(最大80A) 放電電流:100A(最大120A※3秒以下)
■価格:要問い合わせ